国民の意思は政権交代！それでも続投の背景は？

あんな大敗退でも一顧だにせず続投を貫く意図は何か？　国

民には理解できない。国民は明確に安倍政権にノーを突きつけ

た。ならば辞任して潔く退くべきである。「美しい国」への拘りが、道

半ばにして途絶える事が悔しいし許せない。それが背景にあるの

だろう。それは先祖代々ＤＮＡの至上命令だからだ。先代が為しえ

なかった懸案の憲法改正、（教育基本法改正、教育関連３法、教

育再生事項等は達成）の悲願達成・法制化に執念を燃やす矢先に

挫折するのは意に反する、そう思ったからであろう。しかし日本の

政治は安倍総理一人が担うのではない。国民の意思の表示を謙

虚に受け止め辞任すべきである。それが政治家のケジメである。

永田町界隈では後継に相応しい人物が居ない、それが実情だとい

う。・・・ここにきて青木参院議員、中川幹事長も責任を執って辞任

する意向を表明した。潔い引責である。日本的引き際の美学の体

現である。それこそ一脈の 武士道 に通じる。レームラック・死に体

に瀕した政権の続投は更なる反発を買う。与党自公民がどういう態

様を執るか、国民の眼は今後に注視している。・・・さて、予想外

の、想定だにしなかった大勝利を盾に民主党は参院での議案審議

にどういう手法で臨むのかこれ叉、ここにも国民の眼が注がれる。

喫緊の事案は「イラク特措法」の延長の可否である。日米同盟の建

前、参院で否決に持ち込まれたら日本としてどう対応するのか第一

の鬼門、参院第一党の民主党にとっては最初の試練の場になる。

安倍政権続投が吉と出るか凶とでるか与党自公民にとっても試練

が続く。既に永田町では後継幹事長の噂の顔ぶれが囁かれてい

る。二階堂氏や麻生外務大臣も取り沙汰されている。９月に内閣

改造、人事の刷新が急務となっている。どういう布陣になるかこれ

も注目される。現内閣布陣の論功行賞・お友達仲良しクラブと揶揄

されている実情を反省しどういう布陣にするか再試練の時である。

参謀・司令塔、不在の経験不足の若きプリンスは更なる賭けに出

た。小沢民主党がどう攻めまくり二大政党制への布陣にするかこち

らも眼が離せない。落ち目になってから、レームラックになってから

政治に関心が寄せられつつあり戻りつつあるようでは何と皮肉なこ

とか、内政、外交、試練続きの日本にとって、今回の与党自公民の

惨敗は今後の政界にどう影響するのか、注視したい。世界の趨

勢、二大政党制 到来を予感し睨みつつ与野党の今後の動向を見

守りたい。・・・

付記：気になるフレーズ・ワードの数々・・・「美しい国」、「私の内

閣、わたしの内閣 の連発」、「反省すべきは反省して・・・」、「談

合、汚職」、「天下り」、「渡り」、「選挙時の わたしを助けてくださ

い、（関連）土下座」、「自民党は何でもあり」、「姫の虎退治」、「ヤ

ンキー先生」、「再チャレンジ」、「都市と地方・農村の格差」、「地方

切捨て」、「地方の疲弊」、「シャター通り」、「「格差拡大」、「消費

税・増税」、「財政改革」、「大企業優遇」、「中小企業の沈滞」、「正

規社員、非正規社員」、「ニート・フリーター」、「衆参ねじれ現象」、

「集団的自衛権」・・・多々、省略。

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