世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

脱原発の俳優 人間<山本太郎>の心意気に共感!

2012年03月24日 | Weblog

被災地を訪問して歌の贈りもので被災者を慰め勇気づける。そういう有り方にも共感する。大方の芸能人は自分のレパートリーで、精いっぱい歌い励まし慰問する。テレビ報道で誰それが被災地に行ってチャリチィー公演したと報道する。大いに励まされたであろう。ボランティアの活動も見逃せない。大いに勇気づけられる。天災の地震、津波は、東日本大震災の教訓を生かして万全の対策を立てて臨むべきだ。他方、人災とも言える原発の被災、後遺症、その稼働、再稼働の是非も問われている。再稼働すべきかどうか実施自治体は意見が二分している。原発で生計を立てていた雇用者は今後どうなるのか。実施自治体には交付金としての予算が皆無となったら財政運営に支障をきたす。住民も自治体も共にジレンマに陥っている。他方、被災民・被災地を激励する有名人や著名人の活動は高く評価されてよい。ところが原発そのものの廃棄・破棄、エコ再生エネを訴える芸能人は少ない。つまり「脱原発」を精力的に訴え、子子孫孫まで悪影響を残さないという大衆運動の中に飛び込んで訴える芸能人は少ない。そういう中にあって一人孤軍奮闘する本気度を示す芸能人が居た。“天晴れ!”と言う外はない。大いに共感、共鳴する。その人の名は「山本太郎」である。彼は仕事も恋人も捨てた。悲壮感が漂う。人間<山本太郎>の真骨頂が如何なく発揮されている。大衆運動の真っ只中で訴える彼の健気な姿に観る人を惹きつけて止まない度迫力がある。その人間性に打たれる。今後は彼同様の影響力のある著名人の顕現が待たれる。彼と行動を共にする識者・著名人の出現を待ち望みたい。

※付記:昨日、原子力委員会が原発の再稼働の是非を判断するストレステストで<了承>を打ち出したが、想定内、想定外を問わず二次三次の安全の確保を慎重に審議して公表すべきである。短絡的<了承>なるものの本体・実態が掴めぬままに政治判断に委ねられては福島の二の舞を免れない。原発の再稼働なしでも電力は賄える、となったら東電や関西電力等々の54基は死に体になる。それを恐れて、兎に角、再稼働だ、となったら東日本大震災級の再来が無いとも限らない。今回の教訓を生かすべきである。