秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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石油価格高騰への対処法

2022-01-28 04:20:03 | 日記
 最近、ガソリンや灯油などの石油価格が高騰している。石油価格の高騰は国民の生活には多方面に影響する。クルマを走らせるにはガソリン、ストーブを使うには灯油が必要であるなど、いろいろな場面で影響する。

 国内での石油生産はほぼゼロに近く、ほとんどを輸入に頼っているのが現状である。つまり外国の価格がそのまま国内での価格に反映されることとなる。中でも日本は中東からの輸入に大きく依存しているので、中東情勢や外国の需要量も価格に大きく影響する。

 クルマの燃費向上、ハイブリッド車や電気自動車を普及させるなど、いわゆる脱炭素化を進めるべきだ。これにより、石油の消費量を減少させることができる。電力供給も改善する必要がある。火力発電へ過度に依存することなく、再生可能エネルギーや原子力発電への比率を高めることで、石油や液化天然ガス(LNG)への依存を下げるべきだ。ただし、原発へ拒否反応を示している人が一定数いるので、安全性は高めることが大切だ。

 水力や風力、太陽光など再生可能性エネルギーへの依存度を高めることは大切だ。これは脱炭素社会へ舵を切ることとなり、合わせて石油への依存度を下げることとなる。石油需要を減少させることになれば、家計や企業の負担は小さくなり、それだけ石油価格高騰の影響を小さくすることができる。

 エネルギーは環境面も配慮しなければならない。二酸化炭素(CO₂)排出量を小さくすることは地球温暖化防止につながる。北極や南極の氷解凍を最小限にすることができ、海面上昇を抑制することができる。海抜高度がゼロメートル未満の場所は恩恵を受けることとなる。

 世界的に石油依存度を下げることができれば、石油への需要が下げることとなり、ひいては石油価格の高騰を防ぐことが可能だ。国内だけではなく、世界で石油への依存度を下げ、脱炭素社会への実現を目指すべきだ。

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