秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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那覇市の繁華街にドラッグストアが集積

2018-05-30 04:53:40 | 日記
 沖縄県への訪日外国人客は増加の一途をたどっている。全国的にその傾向であるが、沖縄県では中心部の街の様子に影響を与えている。

 那覇市のメインストリートである国際通りにはドラッグストアが数多く出店し、売上が好調であるという。地元の客よりも訪日外国人客が大量に買い込む、いわゆる「爆買い」の影響が出ている。ドラッグストア側も好機を狙い、数多く出店しているのが実情である。

 一定の場所に同じ業種の店が数多く出店すると、それ以上に人が集まり、店の売上が上がるという相乗効果が出ているようである。歓楽街であると東京・歌舞伎町のイメージだろうか。

 那覇市へは韓国や中国など他県と比較し、近い位置にある。このことから、訪問しやすい環境にある。短時間で安価な運賃で来訪できることも大きな影響があるとみられる。

 沖縄県は温暖な気候であり、特に冬には顕著に表れる。北日本では積雪が生じ、歩きにくくなるが、同県では皆無である。雪のない気候である沖縄県へは訪日外国人は来やすいのである。

 また訪日客のまとめ買いに対する店舗の準備も必要となってくるが、店舗の増加により、対応し切れているといっていいだろう。需要と供給がまさに一致していることであり、ひいては地元経済を活性化させることとなる。

 沖縄県は本土から遠く、どうしても地理的な不利感が否めない。また経済的な発展も本土よりも劣り、それが人口の県外への流出の一因となっている。

 訪日外国人客は必ずしも東京や大阪でなくても、まとめ買いは可能である。大都市だけではなく、地方へも外国人客が訪れることで、均衡ある観光振興につながり、ひいては地方の活性化にも寄与することとなる。

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