山への道の修理を昨日から続けています。崩れた所の整地と石積の為の石集めをしていざ作業を進めると、直ぐに石が足らないのに気付きました。石の広い面を手前に積めば面積が稼げますが、実際には俵を積むように積んで、見えている面が小さくなります。石垣には絶えず奥から押される力が掛かるので、薄っぺらく積むと直ぐに前にせり出してきます。その為、横よりは奥方向に長く低めになるように積むので、高さを稼ぐことが出来ません。その分大量の石が必要で、おまけに形が不ぞろいなので何度も積み替えして座りを確かめる必要があります。過去に積まれた石垣を見ると、先人はあれだけの石をあれだけ高く積んでいるので、流石だな~と思わざる負えません。