今日も梅雨独特なジメジメした一日でした。
御祈願も午前中に美容室の開店・商売繁盛の御祈願を宮司さんと二人で奉仕をしてからは筆頭権禰宜さんと手分けをして夏越の大祓の発送準備をしていました。
今日は社頭祈願は午前中の一件だけかなぁ?と寂しく思っていた時・・・・・・・・・・、そうそれは・・・午後二時を少し過ぎた頃でした。
一人の女性が祈願受付けに来られて・・・・・「実は・・・」少し口ごもって・・・・・・・・「実は娘からの電話で、今住んでいるところで夜、寝ていると何か足を引っ張られたり体を掴まれたり頭の上で息遣いがするらしいのです。」とのこと。
「なっ!?・・・なんですと~っ!!!もしかしなくても幽霊ですか~っ!?」(権禰宜心の声)そうとう動揺しましたが、そこは私も神主ですので冷静を装いつつ・・・・・・「それは大変ですねぇ、・・・」と次の言葉がでませんでした。(装えてないし;;;)
すると女性の方は「東京でがんばっている娘を少しでも勇気づけてあげたいのでお祓いをしてください。そして戴いたお守りを娘に送ってあげたいと思います。」と言われましたので・・・私、権禰宜は「それでは開運厄除の御祈願ということで宜しいですか?」と承諾を得て『異種な御祈願?』を奉仕しました。
御祈願を受け終えたその女性は安心したみたいでした。
これで岡田宮のお神様の御力とお護り、それからお母さんの優しさという心の力が東京でがんばっている娘さんを護り勇気づけて幽霊も出てこれなくなるだろう。「だってお神様の御力と親の子を思う心は何者にも勝るはずだ~っ!」
と心の中で思い願う権禰宜の『異種な御祈願』の報告でした。