赤ちゃんポストの国際シンポ…熊本で開催
2018年4月16日 (月)配信読売新聞
親が養育できない子を託せる「赤ちゃんポスト」をテーマにした国際シンポジウムが14日、熊本市中央区の市民会館シアーズホーム夢ホールで始まった。生命科学に関する国内外の研究者らが主催し、日本を含め11か国の赤ちゃんポストの運営者や研究者が、遺棄児の問題や、医療機関で仮名で出産できる「内密出産」について意見を交わした。
日本で唯一の赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を運営する慈恵病院(熊本市)の蓮田健副院長は、母親は仮名で出産し、子どもが16歳になると生みの親の情報を閲覧できるドイツの制度を紹介。「自宅などでの危険な出産を避け、子の出自を知る権利を保護できる。日本に合った制度を考えるべきでは」と訴えた。
シンポジウムの会長を務める同病院の蓮田太二理事長は「国によって赤ちゃんポストの運営方法は異なるが、『子の生きる権利を守る』というのが共通する思い」と述べた。
2018年4月16日 (月)配信読売新聞
親が養育できない子を託せる「赤ちゃんポスト」をテーマにした国際シンポジウムが14日、熊本市中央区の市民会館シアーズホーム夢ホールで始まった。生命科学に関する国内外の研究者らが主催し、日本を含め11か国の赤ちゃんポストの運営者や研究者が、遺棄児の問題や、医療機関で仮名で出産できる「内密出産」について意見を交わした。
日本で唯一の赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を運営する慈恵病院(熊本市)の蓮田健副院長は、母親は仮名で出産し、子どもが16歳になると生みの親の情報を閲覧できるドイツの制度を紹介。「自宅などでの危険な出産を避け、子の出自を知る権利を保護できる。日本に合った制度を考えるべきでは」と訴えた。
シンポジウムの会長を務める同病院の蓮田太二理事長は「国によって赤ちゃんポストの運営方法は異なるが、『子の生きる権利を守る』というのが共通する思い」と述べた。
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