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サッカー仏1部クラブの医師が自殺 新型コロナ陽性判明後

2020年04月06日 23時25分01秒 | ウイルス

サッカー仏1部クラブの医師が自殺 新型コロナ陽性判明後

  2020年4月6日 (月)配信AFPBB News
 
フランス・リーグ1、スタッド・ランスのフラッグを掲げるファン(2013年3月2日撮影、資料写真)。(c)PHILIPPE HUGUEN/ AFP

【AFP=時事】フランス・リーグ1のスタッド・ランス(Stade Reims)で長年勤務したチームドクターのベルナール・ゴンザレス(Bernard Gonzalez)氏が、新型コロナウイルスの陽性反応が出た後に自殺したことが、関係者の話で分かった。

 60歳のゴンザレス氏は、スタッド・ランスで20年以上にわたって働いた医師だった。クラブは「衝撃を受けている。ランスがベルナール・ゴンザレスのために泣いている」「クラブに限らず、この街に暮らす大勢の人たちがだ」と哀悼の意を表した。

 AFPが連絡を取った北東部ランス(Reims)のアルノー・ロビネ(Arnaud Robinet)市長も、市当局から連絡を受けていると話し、「新型ウイルスの検査で陽性になったというメモが残っていたと聞いている」と明かした。

 医療関係者もゴンザレス氏が残したメモの存在を認めつつ、「2日前には元気だった」ように見えたと続けた。

 ロビネ市長は「長年の知り合いだし、ショックだ」「チームドクターというだけでなく、ランスで多くの人を診る総合診療医でもあった。素晴らしい人間性と、プロとしての腕で知られていた」「フットボールファミリーと、彼と会ったことのあるランスの誰もが悲しむだろう」と話している。

 スタッド・ランスのジャン・ピエール・カイヨ(Jean-Pierre Caillot)会長は、知らせに「驚いた」と話し、「今回のパンデミック(世界的な大流行)はランスの心臓部を直撃している。偉大な人物にして、偉大なプロフェッショナルが逝ってしまった」と述べた。

 フランスでは、新型ウイルスにより8000人以上が命を落としている。【翻訳編集】 AFPBB News

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