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「ファクス119」専用用紙作成 宇都宮市、会話困難な人対象

2017年10月19日 00時00分42秒 | 行政
「ファクス119」専用用紙作成 宇都宮市、会話困難な人対象
2017年10月18日 (水)配信下野新聞

正確な通報が可能に
 【宇都宮】市は、聴覚障害や病気、けがなどで会話が難しい人の緊急通報用として運用している「ファクス119」向けの通報用紙を作った。今月から市のホームページ(HP)で入手できる。あらかじめ氏名や住所、障害などを記入しておけば、万一の際、火災か救急かなど伝えたい内容を選ぶだけで正確な119番通報が可能になるという。
 市消防局は会話が困難で主に文字で意思疎通している人のために、ファクスで119番通報できる「ファクス119」を1988年から運用している。今回、障害者団体からの要望を受け、利用しやすいように専用の用紙を作成。障害者が災害時などに提示して適切な支援を受けられるように、市が2015年度から配布している「ヘルプカード」との連動も考慮した。
 用紙はA4判。左半分には住所や氏名、障害や病名などヘルプカードと同様の情報を記入する。右半分では、火事や救急など通報の種類や、火事の場合なら発生場所の選択肢を丸で囲むなどして選ぶことができる。救急の場合は「だれが」「体のどこの部分に」「どんな症状があるか」―といった内容も選べる。
 用紙は市HPの「消防」のページに入り、「119番通報について」から「119番通報する」に進むとダウンロードできる。消防局の担当者は「緊急要請がある場合、ためらわずにこの用紙を利用して通報してもらいたい」と呼び掛けている。(問)市消防局通信指令課028・625・5599。

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