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被害者カルテを不適切閲覧 殺人事件で島根大病院

2018年11月15日 22時04分02秒 | 事故事件訴訟
被害者カルテを不適切閲覧 殺人事件で島根大病院
2018年11月13日 (火)配信共同通信社

 島根大病院(島根県出雲市)で今月、多数の医療関係者が業務と関係ないのに、搬送された殺人事件被害者の電子カルテを閲覧していた疑いがあることが13日、島根大への取材で分かった。事件発生から3日間で延べ312人に上り、島根大は多くが不適切な閲覧に当たるとみており、被害者側への何らかの対応を検討している。
 5日、出雲市の住宅で高齢女性ら2人が襲われているのが見つかり、女性への殺人容疑で孫の男が逮捕された。搬送先の島根大病院では同日から3日間、女性のカルテへのアクセスが集中。通常は医師や看護師ら約千人が閲覧できるが、7日に見られないようにし、全職員に対し、必要が無いのに診療情報を見てはいけないという内部規定について注意喚起した。
 カルテには住所や氏名、けがの内容などが載っていたが、島根大は、外部流出は確認されていないとしている。

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