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「パワハラで自殺」と提訴 北海道、男性看護師の遺族

2018年05月01日 00時35分06秒 | 事故事件訴訟
「パワハラで自殺」と提訴 北海道、男性看護師の遺族
2018年4月24日 (火)配信共同通信社

 北海道釧路市の釧路赤十字病院に勤めていた看護師村山譲(むらやま・ゆずる)さん=当時(36)=が自殺したのは、職場でのパワーハラスメントが原因だったとして、遺族が24日、国に労災認定を求める訴えを釧路地裁に起こした。
 訴状によると、村山さんは2013年4月に同病院に就職。仕事上のミスを理由に、新人看護師向けのカリキュラムに沿った仕事を与えられず、医師らから「おまえはオペ室のお荷物だな」などと暴言を受けてうつ病といった精神疾患を発症し、同9月に室蘭市の実家で自殺したとしている。
 遺族は15年、釧路労働基準監督署に労災を申請したが認められず、再審査請求も17年11月に棄却された。
 遺族らは提訴後、釧路市内で記者会見し、母百合子(ゆりこ)さん(61)は「つらい思いをする新人看護師が今後出ないよう、闘いたい」と話した。

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