日々

穏やかな日々を

アナフィラキシー5人発症 コロナワクチン接種後

2021年03月10日 21時16分24秒 | ウイルス

アナフィラキシー5人発症 コロナワクチン接種後

2021年3月9日 (火)配信共同通信社
 

 厚生労働省は8日、新型コロナウイルスワクチンを接種した20~50代の女性5人が、重いアレルギー反応のアナフィラキシーを発症したと発表した。いずれも投薬をするなどして症状は改善した。うち2人が経過観察の目的で入院した。

 5人のうち3人について、報告した医師はワクチンと因果関係があるとみており、残りは「評価不能」など。コロナワクチン接種後のアナフィラキシー発症は国内で計8例となり、全てが女性。厚労省は今後、専門部会で因果関係などの評価を行う方針。8日までに約7万人の医療従事者に接種されている。

 厚労省によると、発症した5人はいずれも8日に米ファイザー製のワクチン接種を受け、5~30分以内にのどの違和感やじんましん、息苦しさなどの症状が出た。4人はアレルギーやぜんそくなどの基礎疾患があったという。

 厚労省の医薬品安全対策に関する専門調査会長を務める岡明(おか・あきら)・埼玉県立小児医療センター病院長は「海外のデータでも女性に多いことが示されている」と指摘する。

 米国の報告では、ファイザー製ワクチンで接種20万回に1回程度の頻度でアナフィラキシーが発生している。同省のワクチン分科会副反応検討部会長の森尾友宏(もりお・ともひろ)・東京医科歯科大教授は「発生頻度が海外の報告よりも高いように見える。アナフィラキシーに該当するかを含めて詳細を評価する必要がある」としている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ベーシックインカムを考える | トップ | 今日の夕焼け »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ウイルス」カテゴリの最新記事