総合診療医 ドクターG 「イライラする とにかく眠い」【11月19日放送】
テレビ 2015年11月20日 (金)配信Live on TV
11月19日(木) 22時00分~22時50分/NHK総合
看護士の日下さんと訪問診療の途中だった。路上で母の筒井さんと娘のまゆさんが座っていた。腹痛を訴えるまゆさん。予防接種のため保育園のあと診療所に来てもらうことにした。母親に聞きたいことがあった。「仕事が忙しくいっぱいいっぱいになってしまった。」と泣き出した。
ドクターGの登場。川崎医療生協あさお診療所の西村真紀先生にお越しいただいた。地域の人々の健康を見守りいち早いケアにつとめる家庭医の西村さん。患者の性格や暮らしぶりにも耳を傾ける。地域に密着して患者の家族とも深くかかわり日々診療を続けている。
予防注射のあと、筒井さんに話をきくと「余裕がなくて感情的になる。仕事も子育ても大好きなはずなのに仕事が忙しいときはストレスを娘にぶつけている気がする。家に仕事を持ち帰ることも多くとにかく眠い。いらいらする。」と話した。夜は眠れているかと聞くと、朝が起きられない。夫は協力的なのにまゆにやさしくできないと言う。「つい感情的になりなぜあんなに怒ったのかとすごく後悔する。一人で落ち込んだり泣いてしまうこともたびたび。」と話した。来院1ヶ月半前はとても元気だったと話した。タウン誌編集部での仕事について、最近アシスタントが変わり締め切り前は特に大変。他に症状を聞くと「頭痛。薬が効かない時もある。食欲は普通。甘いものがほしくなる。体重の変化は少し太った。妊娠の可能性はなし。煙草は吸っていない。飲酒についてもしていない。会社での人づきあいについて、誰かと一緒にいるのがおっくうだという。
筒井さんの病気は?伊藤先生ら全員が「甲状腺機能低下症」だった。甲状腺機能低下症について、甲状腺ホルモンの分泌量が減り女性に多い。生命活動を高める働きがある。甲状腺ホルモンが足りなくなると倦怠感や気分の落ち込み便秘やむくみなどの症状がある。合わないと思う点については多汗。急に気持ちが高ぶる。食欲低下がない。などがあげられた。他の病気についてはパニック障害。強い不安や恐怖感、発汗や呼吸困難などを伴うが体重増加などはない。更年期障害もあげられた。50歳前後の女性に多い。気分の落ち込みや情緒不安定になる。月経前症候群について、女性ホルモンの乱れで起こる。うつ病もあげられた。死にたいと思うことはないと筒井さんは言う。今の気分は「話を聞いてもらって楽になった。」と言う。来月の28日に予約を受けた。継続的にみていくことになった。今度次いつ来てくださいという約束とひとりにしないということの確認。つらくなったら連絡してくださいと言うことが大切だと宮田先生が話した。
診察予定日の2日前の26日、筒井さんの症状が深刻になった。「前よりもつらい。再来院前日、朝起きられなかった。大きなミスをしてしまった。身体の節々が痛く力が入らなかった。具合が良いときと悪いときが極端。」と言う。この1ヶ月について「初診の2日後には元気になった。とても楽しかった。具合が悪くなったのは3日くらいまえ。頭痛薬以外で飲んでいる薬はない。前日の深夜に妹に来てもらった。感情を抑えられなくなった。」と話す。
最終回答。甲状腺機能低下症。クモ膜下出血。副腎不全。西村先生は「締め切りが近づくと症状がでる。ストレスからだと副腎不全をあげた。合わない点は頭痛や眠気という。木村先生はクモ膜下出血。強い頭痛がある。合わない点はイライラ・眠いなどという点。伊藤先生は甲状腺機能低下症。一回良くなってまた悪くなるいことを寛解増悪。クモ膜下出血はなしになった。新型うつ病は激しく変動する病気。症状をまとめた。周期性があることがわかった。月経前症候群について、月経が始まるとすぐに回復する。
筒井さんの月経周期を確認した。最終判断は月経前症候群だった。薬で治る病気ではなく、患者さんが病気を知ることも大切だと西村先生は話した。家族や職場の理解を得て少しずつ明るさを取り戻している。
正解は月経前症候群だった。西村先生が家庭医マインドをもった医師になってほしいと伝えた。
テレビ 2015年11月20日 (金)配信Live on TV
11月19日(木) 22時00分~22時50分/NHK総合
看護士の日下さんと訪問診療の途中だった。路上で母の筒井さんと娘のまゆさんが座っていた。腹痛を訴えるまゆさん。予防接種のため保育園のあと診療所に来てもらうことにした。母親に聞きたいことがあった。「仕事が忙しくいっぱいいっぱいになってしまった。」と泣き出した。
ドクターGの登場。川崎医療生協あさお診療所の西村真紀先生にお越しいただいた。地域の人々の健康を見守りいち早いケアにつとめる家庭医の西村さん。患者の性格や暮らしぶりにも耳を傾ける。地域に密着して患者の家族とも深くかかわり日々診療を続けている。
予防注射のあと、筒井さんに話をきくと「余裕がなくて感情的になる。仕事も子育ても大好きなはずなのに仕事が忙しいときはストレスを娘にぶつけている気がする。家に仕事を持ち帰ることも多くとにかく眠い。いらいらする。」と話した。夜は眠れているかと聞くと、朝が起きられない。夫は協力的なのにまゆにやさしくできないと言う。「つい感情的になりなぜあんなに怒ったのかとすごく後悔する。一人で落ち込んだり泣いてしまうこともたびたび。」と話した。来院1ヶ月半前はとても元気だったと話した。タウン誌編集部での仕事について、最近アシスタントが変わり締め切り前は特に大変。他に症状を聞くと「頭痛。薬が効かない時もある。食欲は普通。甘いものがほしくなる。体重の変化は少し太った。妊娠の可能性はなし。煙草は吸っていない。飲酒についてもしていない。会社での人づきあいについて、誰かと一緒にいるのがおっくうだという。
筒井さんの病気は?伊藤先生ら全員が「甲状腺機能低下症」だった。甲状腺機能低下症について、甲状腺ホルモンの分泌量が減り女性に多い。生命活動を高める働きがある。甲状腺ホルモンが足りなくなると倦怠感や気分の落ち込み便秘やむくみなどの症状がある。合わないと思う点については多汗。急に気持ちが高ぶる。食欲低下がない。などがあげられた。他の病気についてはパニック障害。強い不安や恐怖感、発汗や呼吸困難などを伴うが体重増加などはない。更年期障害もあげられた。50歳前後の女性に多い。気分の落ち込みや情緒不安定になる。月経前症候群について、女性ホルモンの乱れで起こる。うつ病もあげられた。死にたいと思うことはないと筒井さんは言う。今の気分は「話を聞いてもらって楽になった。」と言う。来月の28日に予約を受けた。継続的にみていくことになった。今度次いつ来てくださいという約束とひとりにしないということの確認。つらくなったら連絡してくださいと言うことが大切だと宮田先生が話した。
診察予定日の2日前の26日、筒井さんの症状が深刻になった。「前よりもつらい。再来院前日、朝起きられなかった。大きなミスをしてしまった。身体の節々が痛く力が入らなかった。具合が良いときと悪いときが極端。」と言う。この1ヶ月について「初診の2日後には元気になった。とても楽しかった。具合が悪くなったのは3日くらいまえ。頭痛薬以外で飲んでいる薬はない。前日の深夜に妹に来てもらった。感情を抑えられなくなった。」と話す。
最終回答。甲状腺機能低下症。クモ膜下出血。副腎不全。西村先生は「締め切りが近づくと症状がでる。ストレスからだと副腎不全をあげた。合わない点は頭痛や眠気という。木村先生はクモ膜下出血。強い頭痛がある。合わない点はイライラ・眠いなどという点。伊藤先生は甲状腺機能低下症。一回良くなってまた悪くなるいことを寛解増悪。クモ膜下出血はなしになった。新型うつ病は激しく変動する病気。症状をまとめた。周期性があることがわかった。月経前症候群について、月経が始まるとすぐに回復する。
筒井さんの月経周期を確認した。最終判断は月経前症候群だった。薬で治る病気ではなく、患者さんが病気を知ることも大切だと西村先生は話した。家族や職場の理解を得て少しずつ明るさを取り戻している。
正解は月経前症候群だった。西村先生が家庭医マインドをもった医師になってほしいと伝えた。
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