がん検診でポイント300円分 みずほ銀、島根・川本町と連携へ
2023年2月2日 (木)配信読売新聞
みずほ銀行は、がん検診の受診率向上に取り組む自治体の支援に乗り出す。自社のスマートフォン決済「Jコインペイ」を活用したポイント付与や決済データの分析を想定しており、第1弾として島根県川本町、山陰合同銀行と近く協定書を交わす。4月以降の開始を目指す。
「Jコインペイ」を使う町民ががん検診を受けると、町内の小売店など約60か所で使える300円分のポイントをもらえるようにし、受診を促す。町は関連予算として約70万円を手当てする方針。みずほはポイントを使った購買データを分析し、健康管理や地域振興にもつなげたい考えだ。
川本町は、がんの種類によって受診率が15%に低迷している。約3000人の町民の多くを占めるシニア世代に、アプリ利用を呼びかける。みずほ銀は47都道府県に営業拠点があり、デジタル技術を生かして地域振興を後押しする。
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