世界アルツハイマーデー:あたたかい支援を 世界アルツハイマーデー 豊中でライトアップ /大阪
2023年9月26日 (火)配信毎日新聞社
認知症への理解を呼びかける「世界アルツハイマーデー」の21日に合わせ、豊中市の市立文化芸術センターの外壁が、認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップされている。28日まで、日没から午後10時ごろまで点灯する。
世界アルツハイマーデーは、国際アルツハイマー病協会と世界保健機関(WHO)が制定。この日を中心に認知症への理解や支援に関するイベントが各地で開かれている。
20日には同センターで「豊中市老人介護者(家族)の会」の設立35周年記念イベントがあった。同会は介護保険の導入前から相談活動や介護者同士の交流会、関係機関との連携などを続けてきた。
若年性認知症の当事者で、講演活動などを精力的に続ける丹野智文さん=仙台市=が講演。39歳で認知症を発症して10年の経験から「認知症は誰でもなり得る病気だが、人生は認知症になっても新しくつくることができる。当事者が失敗を恐れず自立する気持ちを持てるサポートをしてほしい」と訴えた。【宇城昇】
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