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講師自殺で公務災害認定 岐阜の特別支援学校

2017年04月23日 23時44分31秒 | 
講師自殺で公務災害認定 岐阜の特別支援学校
2017年4月21日 (金)配信共同通信社

 岐阜県立郡上特別支援学校の講師だった男性=当時(24)=が自殺したのは、上司の叱責(しっせき)によるストレスなどが原因だったとして母親(54)が公務災害認定を申請し、地方公務員災害補償基金岐阜県支部が認定していたことが20日、分かった。認定は3月31日付。
 認定通知書などによると、男性は2012年4月から同校の高等部で生徒の進路支援などを担当。13年5月21日に同僚と食事中、上司から携帯電話で叱責を受けた後、行方不明になり、同25日に同県関市の渓谷で、遺体で発見された。橋から飛び降りたとみられる。
 通知書は「上司が処理能力を超える量の仕事を与え、長時間の時間外勤務や自宅作業を余儀なくされた。採用1、2年目にしては過重な業務をしていた」と指摘。上司らとの人間関係から、男性が13年5月中旬にはうつ病を発症していたとみられ、上司からの電話が強いストレスとなり、自殺に至ったと認定した。
 男性の母親は20日、岐阜県庁で記者会見し「学校が仕事の量や上司の言動に適切な指導をしていれば、不幸なことは起きなかった」と、声を震わせた。
 県教職員課の石田達也(いしだ・たつや)課長は「公務災害の認定を重く受け止め、適切な職場管理を徹底したい。尊い命が失われたことは残念で申し訳ない」と話した。

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