日々

穏やかな日々を

もちろん、被ばくも避難も、いずれも原発事故が原因です

2011年12月13日 01時20分03秒 | 
避難生活の健康影響 Dr.中川のがんの時代を暮らす/18
毎日新聞社 12月11日(日) 配信
Dr.中川のがんの時代を暮らす:/18 避難生活の健康影響



 福島県内での避難区域の基準は年間あたりの被ばくが20ミリシーベルトとなっていますが、これは、チェルノブイリの経験を踏まえた国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告に基づいた数値です。

 チェルノブイリでは最終的に、年間5ミリシーベルトと、福島よりずっと厳格な基準が用いられました。しかし、原爆に被爆した広島の女性は政令指定都市のうち最も長寿となったのに対し、原発事故の後、チェルノブイリでは平均寿命が大きく下がりました。

 広島は、被爆者手帳などによる手厚い医療の力が、放射線被ばくによるマイナスを上回った形ですが、チェルノブイリでは、広島では実施しなかった大規模な避難が逆効果になったと考えられています。

 ロシア政府も、今年発刊したチェルノブイリに関する報告書の中で次のように避難生活の影響を記しています。

 「チェルノブイリ原発事故が及ぼした社会的、経済的、精神的な影響を何倍も大きくさせてしまったのは、汚染区域を必要以上に厳格に規定した法律によるところが大きい」

 「精神的ストレス、慣れ親しんだ生活様式の破壊、経済活動の制限といった事故に伴う副次的な影響のほうが、放射線被ばくよりはるかに大きな損害をもたらしたことが明らかになった」

 チェルノブイリでは、牛乳などの食品の規制が遅れ、小児の甲状腺がんが増えましたが、それ以外のがんの増加は今のところ確認されていません。一方、避難民を中心に、ウクライナ、ベラルーシの平均寿命は、原発事故後に約7年も短くなりました。ロシアの政府報告書はこう結んでいます。

 「チェルノブイリ原発事故の主な教訓の一つは、社会的・精神的要因の重要性が十分に評価されていなかったことである」

 つまり、一般に考えられている以上に、生活環境の変化は健康に大きな影響を与えるのです。不自由な避難生活を余儀なくされている人々を思うと胸が痛みます。

 もちろん、被ばくも避難も、いずれも原発事故が原因です。東京電力と政府の責任は重大です。住民と避難民の双方に十分な補償がなされるべきであることは論をまちません。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

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大阪の形が変わって次にいかないと未来がない

2011年12月13日 01時17分09秒 | 地域
<松井知事>府市統合本部「最高顧問は堺屋太一氏の方針」
毎日新聞 12月13日(火)0時30分配信

 大阪市の橋下徹・新市長と大阪府の松井一郎知事は12日夜に同市内で開かれた「経済人・大阪維新の会」の政治資金パーティーに出席した。松井知事は27日に発足する府市統合本部の最高顧問に堺屋太一・元経済企画庁長官を起用する方針を明らかにした。更に壇上で、元経済産業省官僚の古賀茂明氏に顧問就任を要請し、快諾を得た。

 知事・市長の大阪ダブル選後、橋下、松井両氏がそろってパーティーに参加するのは初めて。松井知事は橋下氏とのフリートークの中で、堺屋氏に最高顧問を打診し「了承いただいた」と説明。出席していた古賀氏に「お知恵を借りたい」とお願いすると、古賀氏は「喜んでお受けさせていただきたい」と応じた。

 一方、橋下氏は「大阪の形が変わって次にいかないと未来がない。次は日本の形を変える。この一年大勝負になる」と都構想実現に向けた法改正に意欲を示した。【津久井達、原田啓之】

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月の変化にくらでれば

2011年12月13日 01時15分29秒 | 
12月10日 満月
月の出 16:39
月南中時 --:--
月の入り 6:32

12月11日
月の出 17:32
月南中時 0:01
月の入り 7:23

12月12日
月の出 18:29
月南中時 0:53
月の入り 8:12

12月13日
月の出 19:30
月南中時 1:45
月の入り 8:56

12月18日(日曜日)下弦の月
月の出 --:--
月南中時 5:51
月の入り 11:51

10日の満月から8日で下弦の月となり
月は半分になっていきます。

この空の変化は
私にとってはめまぐるしい、あまりに速い月の変化です。

約30日で凹んだりふくれたりする月は
私にとってはめまぐるしい・・・
今、日々成長する我が家の0歳の孫の
明日で7カ月になる成長の変化が
ことのほか速く、驚くけれど、
私の日々も来年は69歳になってしまう
この速さはやはり驚きだけれど
月よりは遅い・・・・
日々の月の変化を感じて
ひと月を感じ、ふた月を感じ、過ぎ行くいち年を感じ、
けたたましく感じる人間界の変化も
月の変化に比べれば・・・・

この一年は
この私の人生の
正念場だったかな~
幸せから
地獄のどん底に落ちた東日本に比べれば
私の日々など
微々たることかもしれないけど
結婚して子供を二人もうけて
幸せの日々から
夫の不正で離婚した娘をむかえて
私の人生の何度目かの危機
それが、このいち年であったかと・・・・

月の変化にくらでれば
微々たる変化と
思おう

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