7時半、起床。
チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。
昨日のブログを書いてアップしてから早稲田へ。
しかし、今日はいつもの改札ではなく反対側(神楽坂方面の)の改札に出る。
そこで卒業生のハユさん(論系ゼミ9期生)と待ち合わせ、鶴巻町に移転した「フロハン」へ行く。
移転後は初めての訪問。11時半開店で、私たちが本日最初の客だった。マンション(早稲田ロイヤルマンション)の通りに面した一階で、明るい雰囲気のお店である。
マダムにお久しぶりですのご挨拶。
以前から食事クレープの人気のお店だったが、移転を機に、食事クレープをより充実させた。以前は日替わりで2種類であったが、常時、6種類ほどを提供するようになったそうである。
ハユさんはベーコンエッグと牛しぐれ煮をチョイス。
私はジャーマンポテトと牛しぐれ煮をチョイス。ドリンクは二人ともアイスティーをチョイス。
私はオプションでチキンのココナツカレースープを付けた。
さらにデザートにクリームブリュレも付けちゃいました。
研究室からは少し遠くなっちゃいましたが、ときどき来たいと思います。営業時間は11:30~21:00(日曜定休、ただし土曜は18:00まで)。
腹ごなしの散歩は「漱石山房記念館」へ。近くにあるのだが、実は、私もハユさんも行くのは初めて。でも、猫が大好きな彼女にはうってつけの場所ではいかしら。
早稲田通りから一歩中に入った閑静な住宅街を行く。これは早稲田小学校&幼稚園。
ナントか葛というたわわな赤い花の下で。
到着しました。予想していたよりモダンで立派な建物だ。入館料は300円。
入口のところで漱石の等身大のパネルがお出迎え。彼は160センチなかったようである。もしかれが180センチくらいあったら、ロンドン滞在中ももっと積極的に出歩いて、気分が塞ぐこともなかったかもしれない。
う~ん、文豪に対する敬意が感じられない(笑)。
漱石の書斎が再現されている。
この写真でお馴染みの場所である。
昔の人は足がしびれなかったのだろうか。
猫のパネルがあちこちにあって、道案内役をしてくれている。
2階へ。
ただし、2階の展示室はカメラはNG。興味深かったのは漱石が読んでいる本に書き込みをしていたこと。私もするが、時間が経つと自分でも何を書き込んだのが判読が難しのだが、漱石の書き込みはきちんとした字で書かれていて、書き込んだ内容がわかる。私も見習はなくちゃ(笑)。なお、漱石の蔵書の大部分は東北大学に寄贈されていて、漱石研究者にとっては第一級の資料となっている。
館内には「カフェ・ソウセキ」が併設されており、入館料を払わなくても利用できるが、営業は木曜から日曜の週4日。空也最中セットが人気らしい。
ブックカフェでは本を読んでくつろげる。
では、漱石先生、失礼いたします。
記念館の敷地内(裏手)には「猫塚」がある。『吾輩は猫である』のモデルとなった飼い猫(副猫)だけでなく、小説『文鳥』のモデルとなった文鳥や、随筆『硝子戸の中』に登場する飼い犬ヘクト―の墓でもある。
そのまま散歩の足を神楽坂まで延ばす。
「トンボロ」に行く。
カウンターに座り、ハユさんはアイス珈琲を迷わず注文した。スイーツは少し考えてからチーズケーキ。
私はAブレンドとあんぱん。この写真は彼女が自分のスマホで撮ったもの。
彼女はこの席が気に入ったようである。
目の前にオードリー・ヘプバーンの写真がたくさん飾ってあるからである。彼女の部屋にオードリーの写真が貼ってあるのだそうだ。この中ではどの写真が一番好き?と尋ねたら、「これです」と言って、上の段の左から二番目の写真を指差した。
カウンターの端に座った私の右手は窓で、曇りガラスや簀の子を通して初夏の午後の日差しがきれいだった。
「トンボロ」を出て、近くの白銀公園へ。
涼しげなポートレイトを撮る。
久しぶりの「梅花亭」でお土産を買う。
本日最後のカフェは早稲田に戻って(地下鉄に乗った)、カフェオオクボ(研究室)へ。
「この中庭は好きな場所でした」
好きな本があったらいくらでも持って行っていいですよ。
カップやお皿もどうぞ。
ただし、こちらは一つだけね(笑)。
迷った末に彼女が選んだカップはこれ。内側の白地の部分に貫入(かんにゅう)と呼ばれる釉薬による細かなヒビ模様が入っている。「ギャラリー・テブクロ」(以前、「スリック」のマダムの旦那さんが営んでいたギャラリー)で購入したもので、谷井直人さんという作家さんの作である。渋いチョイスです。
「大切にします」
外はまだ明るいけれど、時刻は5時を回っていた。本日のカフェ巡りはここまでといたしましょう。彼女のスマホの万歩計はすでに一万歩を越えていた。私の方はまだだが(自宅から蒲田駅までの距離が短いからだろう)、帰宅するまでに一万歩を越えることは間違いない。お疲れ様でした。今日はどうもありがとう。
夕食は鶏の手羽中、冷奴(薬味たっぷり)、ツナさらだ、玉子と玉ねぎの味噌汁、ごはん。
食後の甘味は豆大福とみたらし団子。甘いのとしょっぱいの。
さらに麩饅頭。食べすぎかもしれない。
食事をしながら『花咲舞が黙ってない』第6話(録画)を観る。紀本部長(要潤)の懐刀のようみ見えた昇仙峡礼子(菊地凛子)だが、回を重ねるごとに舞寄りになっている。
レビューシートのチェック。今日の分は50数枚だが、明日(最終日)はこの3倍は来るだろう。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時半、就寝。