8時半、起床。
バタートースト(+みかんジャム)、カレー、目玉焼き、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。昨夜のカレーが残っていたので、ふだんよりも豪勢な朝の食卓となった。月曜日の朝というのは気分が沈みがちになるものだが、朝食をしっかりとることは、いいスタートを切るために大切なことではないかしら。
食事をしながら朝ドラを観て、食後、新聞の俳句欄に目を通す。4人の選者が10句ずつ選んでいる。各選者の10句より私がとくに印象に残ったものを1句ずつ。
なにものか生まれるような夏の雲 鈴木雅彦 (矢島渚男 選)
新教員まずは名前を黒板に 中村栄子 (高野ムツオ 選)
粽(ちまき)さえ食せぬままに逝きにけり 大森知子 (正木ゆう子 選)
子燕の喉の奈落が虫を呑む 天地わたる (小澤實 選)
『サンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴きながら、昨日のブログを書く。
11時45分に予約している近所の歯科医院へ。歯周ポケットが深くなっている箇所の掃除のしかたについて指導を受ける。次回は一カ月後。
玄関先にアゲハ蝶が舞っている。羽をはひらひらと動かして上昇し、羽の動きをとめて(広げた状態で)、スーッと下降して、を繰り返す。あまり長く葉にとまっていることはない。若い蝶なのかもしれない。
1時半頃、昼食を食べに出る。
駅前の商店街のドラックストアーで歯間ブラシを買う。
「テラスドルチェ」に行くはずだったが、満席状態だったので、その先の「寿々喜」に予定変更。
赤重(鰻重の上)を注文する。中高年の客が多いが、多くの人が(女性客も)この赤重を注文している。鰻はごちそうである。「鰻を食べるぞ」という高揚した気分に「並」を注文して水を差してはいけない。
赤重は3100円。相場からすれば安いが、それでもカフェランチの2倍ないし3倍である。カロリーのことも考えて、明日の昼食は軽めのものしよう。実際、どうなるかはそのときになってみないとわからないが、そういうバランスは考えておかなくてはなるまい。
帰りに「テラスドルチェ」の前を通ったら、すでに店内の混雑はなくなっていたが、食後の珈琲は家に帰って、自分で淹れよう。珈琲豆を買うようになってから、ランチのセットやスイーツのセットではなく、単独で珈琲を注文することが少なくなったように思う。豆から挽いて珈琲をハンドドリップする「楽しみ」と、「倹約」ということ、二つの要因が作用しているだろう。それほど昨今の値上げラッシュの影響は大きいのである。
帰宅して、一階の和室のリクライニングチェアでしばらくウトウトする。
昨日と同様、夕方になって雲行きが怪しくなってきた。やがて雨が降り出し、(チャイの大嫌いな)雷まで鳴り出した。
昨日提出された演習のレポート3本に目を通す。どれもなかなかしっかりと書けている。レポートは受講生全員が同時に提出するのではなく、教室での発表の順番に合わせて提出される。だから今回のレポートが今後のレポートの一種の基準になるだろう。その意味で、一定水準以上のレポートが提出されたことはよかった。
夕食は鶏肉団子スープ、玉子焼き、昆布巻き、柚子大根、ごはん。私の昼食(鰻重)とのバランスを考えた低カロリーのメニューである。
デザートは葡萄。
食事をしながら『アンチヒーロー』第8話(録画)を観る。西新井の「シルビア」がロケで使われていた。このインテリア、一目見て「シルビア」だとわかった。夜は8時までだが、その後にロケしたのだろうか。
たぶん私とカオルさんが座ったのと同じ席である。(5月26日の「フィールドノート」より)
オンデマンド授業の原稿の準備(収録作業は明日)。
レビューシートのチェック。こんなレビューがあった(書き出しの部分)。
「いつもであれば水曜の夜にあせくせ書いているリアクションペーパーを、こうして落ち着いた心持ちで取り組めていることに自分が一番驚いている。月曜の朝というのはひどく憂鬱なものだが、今はそんなことはもうどうでもよくなっていてただひたすらにすべきこととやりたいことのミックスジュースを味わいながら飲んでいるところだ。」
なかなかいい文章だ。こういう文章は気持ちに余裕がないと書けない。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時、就寝。