10時半、起床。
トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
昨日のブログをアップする。
「現代人間論系総合講座2」というオムニバス授業(オンデマンド)の自分の登場回(6月15日から2週間)の分の講義資料を作る。毎週更新している講義「日常生活の社会学」は受講生からのレビューシートに目を通してコメントや質問への回答をするので準備に時間がかかるのだが、オムニバス授業の場合は一回切りの講義なので、先週の復習やレビューシートの紹介はない。また、放送原稿もとくに用意せず講義資料に書き込んだメモを見ながら話す(おしゃべりをする)感じでやるつりなので、今夜中に収録もできるだろう。
講義資料が一応できたところで(午後3時半)、散歩に出る。散歩に出る前に大井町のカフェ「ポッタリー」に電話をしてみる。マダムが出た。他の行きつけのカフェはSNSで店舗情報を出しているのだが、ここだけやっておらず、営業しているのかどうなのかわからかったのだ。「今日これからうかがいますね」「はい、お待ちしています」
電車に乗るのは久しぶりである。最後に電車に乗ったのは4月21日に大井町の「ヤマダ電機」に行ったときだから、1ヶ月半ぶりくらいだ。
蒲田発の始発に乗れた。窓がところどころ開いている。
大井町東口の改札を出て、線路沿いの崖上の道を行く。
昭和的風景の露地を横目に見ながら。
前回「ポッタリー」に来たのは4月3日だから、ちょうど2カ月ぶりである。
マダムと「お久しぶりです」のご挨拶。お店はGW明けからすでに営業を再開していたそうである。ただ、メインの客層であったサラリーマンの多くが在宅勤務となったので、客は半減しているそうである。とくに午前中(8時開店)がさっぱりだそうである。私が店に入ったときは先客が二組いて、後からさらに二組入ってきた。「先生が招き猫なのかしら」とマダムが笑った。でも、マダムがお元気そうでなによりである。
コーヒーとトースト(ジャム)を注文。
「丸八」にも顔を出す。こちらもGW明けから営業を再開していたそうである。カツサンドをテイクアウトする。
蒲田に戻る電車は、5時を少し回ったところだったが、それなりに混んでいた(まだ体と体が密着するほどではないが)。昨日、東京の新規感染者が30人を越え、東京アラーとが出たが、今日は12名でホッとする。これから新規感染者数に一喜一憂する日が続くのだろう。
「神戸屋キッチン」で朝食用の食パンを、「ちよだ鮨」でお稲荷さんを買って帰る(昨日が母の命日だったのだが、母はお稲荷さんが好物だった)。
カツサンドは一日前。三切れなので、私が二切れ、妻が一切れ。
あとはポテトとサラダとコンソメ野菜スープ、そしてお稲荷さんの夕食。
カツサンドは鞄の中で形がゆがんでしまったが、味は申し分ない。
講義資料へのメモの書き込みを終えて、収録に入る。
「録音中」と印刷した紙をセロテープで貼るつもりだったが、「それではドアの表面が剥がれてしまうから」とドアにフックを付け、「録音中」のコピー用紙をボール紙に貼って穴を開けてくれた。妻はこういうところは器用である。
講義のタイトルは「ブログ生活論」。メディアとしての「ブログ論」ではなく、ブログを書くことを習慣としている日常についての「生活論」(ライフスタイル論)である。
用意した講義資料はパワーポイントのスライドで18枚。1枚あたり平均2分で話をするとすれば40分になる。前半と後半、2つのパートに分けて収録をする。目算と違って、各パート30分ほどになった。「日常生活の社会学」と同じだ。「日常生活の社会学」の場合は放送原稿を用意するので、その分量(1パート当たりA4用紙で7、8枚)で時間はあらかじめわかるわけだが、資料のメモだけで話をする場合でも、1パート30分になるということは、30分という時間が身体に沁みこんでいるようである。他の先生の講義をみると、1パート10分以下で細かくパート分けをされている方もいる。学生の集中力をかなり低く見ているようである(笑)。
講義一式(講義資料、講義、レビューシート)をムードルにアップして(アクセスできるのは6月15日から)、作業終了。放送原稿を準備しなくていいというのはこれほど楽なことなのか。
風呂から出て、J-WAVEの「メッセージ・フロム・ウタカタ」(宮沢和史)を聴きながら、今日の日記を付け、ブログの下書きをする。
3時、就寝。