7時45分、起床。
11時半に蒲田駅で近所にお住まいの卒業生のユウコさんと娘のミワちゃんと待ち合わせ「パン日和あをや」へ行く。蒲田→川崎→矢向は20分ほど。久ぶりの秋晴れである。
矢向駅から「パン日和あをや」までは歩いて10分。ミワちゃんは半分寝ている。
彼女とのカフェは先月の「HITONAMI」に続いて2回目である。12月の下旬の職場復帰(育休の終わり)までに私のブログンに登場するいくつかの店に行ってみたいと彼女は思っているのだが、小さなお店が多いから、一人(+赤ちゃん)ではなかなか入りにくいだろう。この「パン日和あをや」もお子さん連れで行っていきなり二階の和室を希望するというのも度胸がいるかもしれない。というわけで、私が連れて行ってあげましょうということになったのである。
カウンターの上に並んでいるパンを見てユウコさんが「わー、美味しそう!」と声をあげたので、「もし買って帰りたいパンがあれば、キープしてもらったほうがいいですよ」とアドバイスする。帰るときには売れてしまっていることがあるからだ。彼女はクロワッサンを2個キープした。
二階の和室に上がって、ミワちゃんを畳の上の下ろす。まだ寝ぼけている。
「ここはどこ? あなたは誰?」という表情をしている。
でも、だんだんと目が冴えてきたようである。前回もそうだったが、人見知りは(すくなくとも私に対しては)ないようである。
お座りをさせるとそれで安定してる。ただし、、まだ緊張している感じはある。
あれこれ注文する。、
私は「10月のドリンク」であるベースボールソーダ2019を注文する(ユウコさんはほうじ茶ミルクティーをアイスで)。「プロ野球はどこのファンですか?」と奥様が聞くので、「プロ野球はほとんど観ないのですが、ジャイアンツ」と答えると、「お勧めはベイスターズです」と言う。ああ、ここは地元でしたね。「では、ベイスターズで」というと、運ばれてきたのがこれ。クリームソーダである。球団ごとにソーダ水の色やアイスクリームの種類やトッピングのお菓子で差異化を図っているらしい。「ジャイアンツはどんなですか?」と聞いたら、「それは秘密です」と言われてしまった。う~ん、次に来るのは来月になるんですけど。
「クジつき」とあるので、なんだろう、星型のクッキーの中に小さな紙でも入っているのかしら(フォーチュンクッキーみたいに)と思ったが、そうではなくて、後から三角くじを箱から引くのだった。「もう当たりくじしか残っていないと思いますよ」と奥様が言うので、シメシメと思って引いたら外れクジだった。「あら、まあ」と奥様。期待させておいてガッカリさせないでくださいよ(笑)。
おじいちゃんとハチミツトースト(バターで)。美味しい!これは毎回注文してしまう美味しさである。
本日のスープ(にんじんポタージュ)。これもまた実に美味しい。
ミワちゃんにも飲ませてみる。
まだ話せないが、指で 「グー」と言っている。
気に入ったようでもっとほしがる。
はい、どーぞ。
「美味しい!」と表情とゼスチャーで言っている。
フランスコッペ。リンゴとハチミツとクリームチーズの組み合わせがいい。
オムレツサンド。焼き立てのオムレツを挟んで食べる幸せ。
「 断萌え」という言葉がある。「切断面に萌える」という意味らしい。
ミワちゃんとセットではなく、ユウコさんのピンの写真も撮る。
お子さんが生まれると、お子さんのピンの写真の急増に反比例して、自身のピンの写真は激減するものである。
その間、ミワちゃんは卓袱台につかまり立ちをして、あっちを見たり、
こっちを見たり(カメラを向けるとニコニコする)、
ユウコさんの方を振り向いて(このポーズはかわいらしい)、
手を振ってみたりする。これをされると、
ミワちゃんを引き寄せずにはいられなくなる。
肩車されるのが好きらしい。ユウコさんは高身長(171センチ)だから、立ち上がったら、遠くまで見渡せることだろう。
スリーションをセルフタイマーで撮る。大人でもスリーショットは難しいのだが(誰かが目をつむったり)、これは一発で決まった。なかなかないことである。
一階のテーブルで、奥様に撮ったいただく。二枚撮って二枚ともOK。ミワちゃん、すごいね。
「パン日和あをや」には2時間ほど滞在した。
さて、帰りましょう。
ミワちゃんは、進行方向に顔を向けて、街の風景を眺めながら、抱っこされるのが好きらしい。
それにしてもミワちゃんは今日もずっといい子でいてくれましたね。
「先生が子供との距離を縮めるのがお上手だからです」とユウコさんは言ってくれたが、そうだとすると、それは同僚の大藪先生(乳幼児心理学)から学んだものかもしれない。大藪先生がプレイルームで赤ちゃんと遊ぶ映像を私は何度も見ているのである。「赤ちゃんと同じ目線の高さ」というのがポイントであるように思う。
12月の上旬から慣らし保育が始まるとのこと。こうして一日中母子が一緒でいられるのもあとわずかである。 人生の次のステージへの移行が上手くいきますようにと願わずにはいられない。
また会えるかな?
(「観劇篇」に続く)