9時、起床。
パン、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
今日の目玉焼きはフライパンから皿に移す段階で黄身があふれ出てしまった。
今日の『まんぷく』は母鈴(松坂慶子)の生前葬。先週の終りの予告編で鈴の葬儀の場面が出たので、ここに来て死なせるのか(年齢的には亡くなってもおかしくないが、このタイミングはないだろう)と思ったら、なんと生前葬である。これは要するに2人の娘、克子(松下奈緒)と福子(安藤さくら)の挨拶を通してこれまでのことを振り返らせようという仕掛けである。そのためまんぷくヌードルの販売の話は一回お休みとなった。あと残り2回ですよ。
ケーブルテレビとスマホと電気をJ:COMに加入しているのだが、お客様ページに入れなくなっている(IDとパスワードが違いますと表示が出る)。正しく入力しているつもりだし、変更したこともないので、おかしい。念のため、パスワードが忘れた場合の「秘密の質問」 を呼び出したら「好きな女優は?」と来た。そんな質問設定したおぼえがない。ダメもとで「山口百恵」と答えたら「違います」と来た。ほらみろ。しかたがないので「おまかせサポート」に電話をする。毎月500円をこのために払っているが、これまで一度も使ったことがなかった。しかし、一般の(無料の)サポートセンターに電話してもなかなかつながらないが、こちらはすぐにつながった。やはり有料だけのことはある。状況を説明して調べてもらうと、なんと私のIDが登録されていない(当然パスワードも)ということがわかった。私はIDが乗っ取られたのではないかと考えていたのだが、別のIDに書き換えられたのでなく、消滅していたのだ(未登録ということはありえない。だってこれまではちゃんとIDとパスワードを使ってお客様ページに入っていたのだから)。消滅の原因は不明。誰かが登録を抹消した形跡は残っていない。原因が不明なのは釈然としないが、とりあえず再登録をして、お客様ページに入れるようにはなった。やれやれ。
午後3時を回った頃、遅い昼食を食べに外出。近所の専門学校の桜があと少しで見頃を迎えようとしている。
遅い昼食なので、がっつり食べてしまうと、夕食の時間になってもお腹が減らなくなる(夕食の時間を遅くすることは妻が許してくれないだ)。なので軽めなものにしよう。しかし、工学院通りは、学生たちを意識したものなのか、がっつり系の看板であふれている。
いやはや、私のように定食のご飯は「軽め」で注文する客には何のメリットもない。「軽め」にする分安くしてくれないかなと思うのだが、「普通」と一緒の代金を撮られる場合がほとんどである。ましてや「大盛り」と一緒だなんて理不尽である。
「そば新」に入る。麺類は私の感覚では軽食なのだ。
今日はいつもの天玉うどんではなく、コロッケうどんに玉子をつけてもらった。待っている時に、厨房から店長さんが店員さんを叱る声が聞こえてきた。「天ぷらじゃなくて コロッケだよ」と。あらま、店員さん天玉うどんと勘違いしたようである。間違えてのせてしまったかき揚げはもうお客さんには出せないから廃棄処分になるのかしら。だったら私がいただきますよと口に出かかったが、余計なお世話と思い、やめておいた。
汁を吸いこんでポタージュ風になったコロッケがうまい。かき揚げとはまた違ったうまさである。
「そば新」を出て、その足で「スリック」へ。
この季節限定のフレーバーティを注文。ラベンダーの香りのアールグレー。マダムがシンガポールで仕入れてきたお茶だ。
シフォンケーキは紅茶をチョイス。まだ先だがマダムにGW中のお店のスケジュールについて尋ねる。「前半にお休みをいただこうかなと考えているんです。すみません」とのこと。了解です。お金を稼ぐだけが人生ではありませんからね。
東口の商店街を通って帰る。
建物が凸凹しているのは、時期によって高さ制限が違っているからである。最近になるほど制限が緩和されて高いビルになっている。地層で年代がわかるが、これも一種の「地層」みたいなものだろう。いま焼肉屋になっているあの二階建てのビルがたったのは一帯いつのことなのだろう。外壁は修理されているとはいえ、躯体時代は高度成長以前のものなのではないかしら。
帰宅すると、卒業生のユカさん(論系ゼミ4期生)から結婚式の招待状が届いていた。もちろんかなり前に出席を打診されて、祝辞の依頼も引き受けている。6月1日(土)である。時間は14:45受付開始。場所は・・・ここで私は「えっ」と小さな声を出した。神戸である。私は東京だと勘違いしていた。新郎新婦とも関西の人であるから、あえて東京でやる理由はないのだが、なぜか私は東京でやるものと勘違いしていた。自己中心的思考もはなはだしい。子どもか。もちろんこれによって式への出席ができなくなったわけではない。土曜日の午後であるから、午前の新幹線い乗って行けばよい。忘れずにチケットをとっておかなくちゃ(GWが始まった頃に)。翌日は日曜日であるから、神戸で一泊して帰りに神戸か大阪か京都あたりをぶらぶらしてみようかしら。
夕食はポースソテー、ゆで玉子、めかぶ、味噌汁、ご飯。
茹で卵は本当は輪切りにして並べるはずだったらしいが、茹でているときに爆発がしたので、たぶん切ると中身が流れ出すだろういうことでこのまま出てきた。実際は半熟だったけど。
4階シリーズの『ひよっこ2』も今日で最終回。アメリカから早苗(シシド・カフカ) も帰ってきた。彼と一緒に、ショートカットで。全員集合。みんな元気だ。最後のみね子の挨拶(視聴者への)は「3」を期待させるものであった。
私たちの日常生活は、いわゆる「現実」、対面的で手で触れる世界だけで構成されているわけではない。電話空間、ネット空間といった非対面的世界もあるし、テレビドラマや映画や小説やコミックや音楽といった作品世界もある。さらには空想や妄想の世界もある。そういう多元的現実というか、多層的現実というか、そういう世界の中で私たちは日々生きている。私たちに生き生きとしてた感情をもたらしてくれるという意味で、作品世界や空想・妄想世界も現実の一部として機能しているのである。実際、この4日間は、「今夜は『ひよっこ2』がある」ということで、私たちの生活は普段より少しだけ楽しいものになったはずである。『ひよっこ』の世界、『ひよっこ』の登場人物たちは、私たちの世界の一部なのである。
4月からの春ドラマではどんな世界が私たちの世界の一部として広がるだろうか。
3時、就寝。