これ、何かわかりますか?
「オレンジカード」なんですよ。
そう、全国のJR線の切符が買えるプリペイドカードです。
最近はスイカやパスモ、あるいは各地のICカードの陰に隠れて、すっかりその存在が薄くなっています。
そして、ついにこの3月末をもって首都圏では販売が終了となってしまいます。
(持っているカードは引き続き使えますし、首都圏以外の地域ではまだ買うこともできます。)
かくいう私も、販売終了告知のポスターを駅で見て、「ああ、そういえばまだこんなカードがあったんだっけ!」と逆に再認識したほどですから、知名度的にもかなり低くなっているのでしょう。
で、もう最後と言われると使ってみたくなるもので、先日(半ば恐る恐る)駅の窓口で購入して、その後残額がなくなるまで何回か使ってみました。
もう「スイカで改札機にピッ」が習慣的になってしまっているので、駅に着いても券売機にまず足が向かないのですね(笑)。
それと、発車時刻が迫っている時などには、断然スイカの方が便利です。
今日は、ついつい最終目的地だけが頭にあって、恥ずかしながら「違う料金区間の切符」を間違って買ってしまいました・・・。
70円損しました(笑)。
スイカだとこういうことはないですものね。
たとえ途中で行先変更しても、用事を思い出してふらりと降りても、そのまま改札機にピッとやって通ればいいだけの話ですから。
やはり販売中止もやむを得ないですかね。
ただ、「切符を買って電車に乗る」という何だか懐かしささえ覚える体験をして、逆に新鮮味も感じた今日この頃でした。
たまにはこういうのもいいものです。