大橋社労士の気まま日記

仕事上のエピソードや日常の出来事、日頃興味を持ったことなどを随時ご紹介していきます。

会社の“再生法”(その②)

2011-02-20 11:41:39 | Weblog
今回は月に一度の「ためになる話シリーズ」です。
(前回の続編です。)


◎“成功例”をまねる(本の読みかた) 
世の中には「成功した人」の情報があふれています。いかに会社の事業を大きくしたか、いかに社員が生き生きと働ける魅力的な会社にしたか、などなど本でもネット上でもテレビでも、そのような話はいくらでも見聞きすることができます。
ぜひ、そのような“よい例”はまずまねてみましょう。もちろん、会社それぞれに業種や社風や規模などが違いますので、完全なる“真似”ではいけないでしょうが、ご自身の会社に一番フィットするやり方を上手く取り入れることができたらいいですね。
それから、「たくさん本も読んだのにイマイチそれが活かせない」と嘆かれている方をよく見かけます。こういう場合、おそらく「自分のために本を読んでいる」からではないでしょうか。とりわけ仕事にまつわる本は、自分のために読んでしまうと役に立たない場合が多いです。発想を180度変えて、「他人のために本を読んで」みましょう! その瞬間から、その本の内容は劇的に役に立つ内容になります。

◎100人の経営者に会う 
さて、いくら「他人のために」本をたくさん読んでも、活字だけではイマイチ実感がわかなかったりするものです。なので、「生の声」を聞くことをお勧めします。
世の中でいわゆる成功した経営者、充実した会社経営で繁栄し続けている会社の経営者に直接会って、その成功法則をじっくり聞いてみるのです。
企業秘密とかがあってそんなの教えてもらえないんじゃないか・・と思われるかもしれないですが、実はむしろ喜んで話してくれることの方が多いのです。だって成功例ですから。
できれば最低1年で「100人」の経営者に会ってみましょう。時間がない・・とかいうのは言い訳です。本気で会社を立ち直らせ、失敗を成功に変えたいのならこれぐらいはたやすいと思います。
まさに百人百様。これで「100とおりの成功法則」が手に入るのです。実際にこの方法で過去の大失敗を成功に変えた経営者を何人も知っています。

◎お金の借りかた
何かをなすにはお金も必要です。将来を見据えた具体的な数字を記載した資料や表を銀行に持っていって交渉する・・ぐらいのことは普通の経営者の方でしたら十分にご存じと思います。
実際の所、銀行の融資担当者さんが数字以上に重要視しているのは「人」です。その会社を経営する人の情熱や意欲、魅力的な人間性に対して“お金を貸してくれる”のです。そして、どんな苦しい時でも一緒に歩んでいってくれるのです。

コメント
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