若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

ロシアンティー

2009-12-16 03:06:04 | 日々雑多
最近、かなり気に入っている飲料があります。それは、伊藤園のTEAS' TEAシリーズ『ベルガモット&オレンジティー』です。ベルガモットなる果物は今まで聞いたこともありませんでしたが、なかなかイイ香り。

基本的に加工・加熱した果物があまり好きではなく、ジャムもそんなに大好きじゃないのですが、ジャムを入れてくるくる回して飲むロシアンティーのとりこになったことがあります。この『ベルガモット……』を飲んだときに、その思い出がぶわっと蘇りました。


OLになりたての頃。学生時代の友人に誘われて、合コンに参加しました。場所は、新宿の駅近ビルのロシア料理のお店でした。どんな人が参加者だったか、どんなことをおしゃべりしたか、他にはどんな食べ物があったのか、全て忘れてしまいましたが、そこで初めて口にしたロシアンティーの美味しさに吃驚したのは鮮明に覚えています。神奈川とはいえ、「ココ、足利より田舎だよ!」という街の短大だったので(因みに、今では秦野市はものすごい進化を遂げ、足利よりかなり都会です)、OLになって東京生活をスタートしたばかりの私。「東京の飲み物はなんてオシャレなんだ!」と感激したのでした。

その後しばらく、パンに塗っては食べないマーマレードを買ってきては紅茶にくるくる溶かして、「なんか私ってオシャレ」と悦に入っていたのでした(誰にでもそんな恥ずかしい陶酔記憶はあるはず)。

平和

2009-12-14 00:32:13 | 音楽(足利市民合唱団)
ある朝。オバマさんのノーベル平和賞受賞挨拶について、二代目に尋ねられました。最近、新聞をサボっていて、まだ内容を全く知らない状態だったので議論が進みませんでしたが、昨夜やっと(数日前の紙面を開いて)概要を読みました。

二代目が引っかかったのは、平和のために戦争が必要だ、のくだり。勿論、引っかかったのは二代目だけではなく、世界中のお茶の間で議論になっていることでしょう。本当に難しい問題だとは思うけど、やはり必要な戦争なんて、私は無いと、言いたいです。


今日は、地元のショッピング・センターで足利市民合唱団のクリスマス・コンサートでした。司会の友人が、第九の紹介文でこんなことを言っていました(記憶ベースなので、ちょっと内容に間違いがあったら、ごめんね、A子さん)。「こんなに毎年、日本で第九が歌われるには、様々な理由があると思う。その中で、歌詞がドイツ語だということも理由の一つって気がする。愛や平和を声高に日本語で歌うのは恥ずかしい感じだけど、ドイツ語なら歌える。いつか本当の意味での『平和』な世界において、この歌を歌いあげたいとみんな願っているのだ」と。


クリスマスは休戦のとき。「平和のための戦争?!何それ?変なの!」という時代がいつか、この星に訪れますように。


オシャレ

2009-12-13 03:08:49 | 日々雑多
とあるショッピングセンターで。めっちゃ可愛いアンダーウェアの撮影をしました。つい独り言でポツリと「暫く、下着すら買ってないなぁ」とつぶやいてしまった私を、代理店さんは見逃しませんでした。「女、終わっちゃいますよ」と一言グサリ。→反省。


とある別のショッピングセンターで。着心地の良さそうなセーターの撮影が終了し、お店に商品を返却に行きました。マネキンが着ていた洋服がなんとも不思議な形で目を奪われました。「なんか、鳥みたいだなー」と眺めていると、お店の方が「気に入っちゃった?特別におまけしちゃうよ!」。かなり安くしていただき、久しぶりにおニューの洋服を買いました。


決してオシャレ上手ではないけれど、自分なりにちょっとキレイにしようかな努力をしなくてはいけないな、と思う今日この頃。真夜中にこそこそマニキュアとか塗ってしまいました。

忙しくても、ちょっとね、ちょっとだけオシャレしようかな、と。

チョコレート巻き巻き

2009-12-11 04:14:52 | 日々雑多
久しぶりに「これは!」というヒットに出会いました。サンマルク・カフェの『チョコクロ(チョコ・クロワッサン)』です。どうやら、かなり有名な逸品らしいのですが、チョコレートの入り具合も甘さ加減もクロワッサンのサクサク加減も、わたし的に完璧!ハードな撮影が無事終わった直後に「一杯コーヒー飲んで帰ろう」と立ち寄った際の小腹対策で頂いたので、状況的にも美味度アップだったのかもしれませんが。また食べた~い。


『チョコ巻き』というキーワードで思い出す大好きなお菓子があります。それはヨックモックの『シガール・オゥ・ショコラ』。ヨックモックといえば代名詞的なお菓子のシガールですが、私は特にこのチョコレートを一緒に巻き込んだタイプが本当に大好きです。デパ地下に行っても、大抵お使い物を購入するくらいで、自分用に何かを買うことはありませんが(だって結構何でも高いんだもん)、このお菓子だけは時々、どーしても我慢できなくなるときがあります。


もう一つ。冬になると一度は食べたくなるのは、コンビニ・ミニストップの『ベルギーチョコミックス(ソフトクリーム)』。以前、「ミックスのソフトクリームなんて邪道!バニラか別の味か統一したタイプを選ぶべき派」だった私のソフトクリーム道をあっさり打ち破った魅惑のミックス・ソフトクリームです。足利のミニストップは駐車場から出にくくて一人で行かれないのですが、食べたいなー。明日、食べたいなー。

喪中ハガキ

2009-12-08 20:28:34 | マツモト写真
3月に義父が亡くなったので、喪中ハガキを出しました。

喪中ハガキに写真を入れるのは非常識かな、とも思いましたが、ウチは写真屋さんだし、と思って、義父の撮影した写真を使って作りました。

倉庫に膨大に積み上げられている義父が撮影した写真の山を探索しましたが、いわゆる「作品」と呼べるものが本当に少ない。自分を表現する何かや、誰かに伝えたい何かを撮影するのではなく、お客様の大切な瞬間を撮影することに全てをかけたカメラマンだったので、義父の作品は、基本的にお客様の本棚にあるのです。

その中でも、家の前にある「ばんな寺」を撮影し続けた膨大な記録の中に、ヘールボップ彗星とばんな寺の夜景を写した作品を見つけたので、その写真を使いました(ちなみに、ヘールボップ彗星のときも、卒業アルバムを作成している学校に夜中忍び込み、「二中と彗星」や「西中と彗星」という写真を撮影してまわったそうです。そんな写真を掲載してよく叱られなかったなー)。

出来上がったハガキを見て、義母が「こういうの作って良かった」と言ってくれたのが、良かったです。

第九の季節です

2009-12-06 11:43:34 | 音楽(足利市民合唱団)
金曜日は、第九演奏会に向けた指揮者レッスンでした。

10年以上前に、台東区の合唱団で初めて第九を歌ったとき、それまで部活動の合唱しか経験の無かった私は、「え?本番は別の先生が指揮者なの!?」と驚いたのを覚えています。今でも何となく違和感を感じるのですが、最近はそれぞれの指揮者の先生の個性を(曲作りの個性というよりは、練習の雰囲気やお話の仕方というレベルですが)、楽しめるようになってきました。

特に、今年も昨年に引き続き指揮をしてくださる梅田俊明先生は、有名なマエストロでありながら、全く偉ぶらず、気さくで、それでいて時には妥協の無い厳しさがあり、私たちのような素人集団でも本気でぶつかって下さってるんだ!と、こちらを武者震いさせて下さる素晴らしい先生です。私は昨年すっかりファンになり、今度は都内の演奏会まで追っかけするぞ、と密かに目論んでいます。

指揮者レッスンのときに、「○○のところを、××って感じで」と注意されて楽譜に目を落とすと、全く同じ注意事項が既に自分の字で書き込まれていることがあります。普段の練習で既に初谷先生に指摘されていたのに、出来ていなかったということ。そういうとき、「あー、いつもお母さんに叱られていたことを、担任の先生にも言われてしまった」的な残念さがあります。先生も、「あー、ウチの子達は全くもう…。あれだけ注意したのに」というお母さん的な気持ちなんだろうなぁ。


群馬交響楽団 第30回 足利第九演奏会
2009年12月27日(日)午後2時開演 足利市民会館 大ホールにて
詳しくはコチラ

年末に第九!日本にこれだけ根付いたにはきっと訳があるはず。
未体験の方は、是非一度味見してみてください。

未知との遭遇

2009-12-04 02:39:36 | マツモト写真
写真を撮る、という極めて単純な仕事ですが、意外にバラエティーに富んだ仕事内容で、二代目も『本当に面白い仕事だ』と今日も言っていました。私も自分で開拓した道ではないけれど、楽しい仕事にやっと出逢えた、と日々思っています。


二代目や義姉では得られない、私だけが味わえるこの仕事の魅力がひとつあります。それは、全く新しい撮影への挑戦・未知との遭遇です。


のみの心臓の私はさほどチャレンジを好む性格ではありませんが、未経験の撮影をやり遂げた達成感は今までの仕事ではあまり味わうことのできなかったものです。


今日、仕事が重なってしまい、長年逃げてきた撮影(卒業アルバムの個人写真)を、私が担当することになりました。数日前から緊張し、昨夜は寝ぼけて『怖いよ~』と二代目に訴えたそうです。


二代目の完璧な準備と指導、私のいざとなったら、ドンと構える性格のお陰で、無事撮影は大成功。帰ってから写真を確認しつつ、私のカメラの前でかわいい笑顔を見せてくれた子供たちを見ていて、ちょっと泣きそうになりました。


呑兵衛だったら、今夜は『く~~』と一杯なところだと思いますが、お風呂上がりのいつもより贅沢なアイスクリームで打ち上げました。


く~~。この達成感(または解放感)、たまんない!

薔薇る

2009-12-01 21:08:28 | 音楽(足利市民合唱団)
今年もユーキャンの新語・流行語大賞が発表になりました。一発屋お笑い芸人のフレーズがお決まりかと思っていましたが、今年の大賞は「政権交代」(受賞者:鳩山首相)だそうな。しかし、「草食男子」や「歴女」で受賞者扱いされる小池徹平君や杏さんは嬉しいかな、受賞拒否したくなりそうな賞って気もしますけど。


私のごく限られた周辺で最近発生した新語は「薔薇る」。「南国のバラ」という大曲に足利市民合唱団(足唱)が挑戦中ですが、その日本語歌詞(我らが初谷先生が足唱のために和訳)の世界を称して、『恋をする、夢見る、美しいものに心ときめく→そのため、何となくキャピキャピする状態』のことを表現しています。具体的には、「うわ、薔薇ってる!」や、「薔薇れ!薔薇れ!」などと使います。割と便利で、はて代わりになるコトバがあるかというと意外と見付からず、これはもしかして、後世に残るコトバになりうるかも……?


「いただきます!」の時に、手を合わせて言う代わりに、忍者が「にんにん」とするような姿勢を貫く二代目は、家食の場合は勿論のこと、外食のときもその姿勢を崩すと、「違う違う」と割としつこく訂正してきます。「自分からハヤらせるんだ」と宣言してから、かなりの時間が過ぎたので、そろそろあきらめて欲しいんですが。

『にんにん・いただきます』よりはかなり将来有望株の『薔薇る』。あなたも明日から使ってみてください。来年の今頃は、初谷先生か足唱がユーキャンに表彰されている……かも!?