うわ、もう明日は大晦日だ。第九のことを書きそびれない内に頑張って書かなきゃ。
今年は自他共に認めるスランプの真っ最中に第九の本番を迎えてしまい、しかも超練習不足。更に、当日我らの精神安定剤・合唱指導の初谷先生が不在だと聞き、久しぶりに妙に不安な緊張を覚えました。
リハーサルのとき。合唱の出番を待ちながら『お義父さんはもう10年近く第九に来れなかったから、今年は聴きに来るだろうなぁ。本番は撮影室に行っちゃうだろうから、リハのいま、客席にいるかな』なんて考えたら、あり得ない位に泣けてきてしまって歌どころではなくなりました(こういう時にポロっと涙がこぼれる程度の調整が出来ない体質)。
その反省を生かし、本番は出番を待つ間、別のことを考えるようにしました。
今年の私の席はトランペットの後ろ。彼に集中して観察してみました。あんなに鋭い音を突然吹くには最初は相当勇気がいるだろうな~。しかも、意外と『プッ!ププッ!』程度の出番で休み、また『プッ』休み……のように短い勝負が殆ど。いつも『出だしが駄目!』と叱られる私達にとって、この一発勝負の連続は尊敬~。
3楽章の途中からトランペットがメロディーを朗々と演奏する場面があり、誇らしい気持ちになっちゃいました。『さぁ、皆様!遂に我がトランペットをたっぷり聴いて頂くお時間がやって参りました!』と。
そんな不埒な精神状態で迎えた自分の出番。いつもは『ひゃっほ~!歌うぜっ、ベートーベンさん!』と興奮している内に終わってしまうのですが、今回は各所で指揮者の梅田俊明先生や、初谷敬史先生、臨時でいらしてくださった発声指導の先生のアドバイスまで、様々な言葉たちが頭を駆け巡り、ある意味忙しい一曲でした。冷静に歌う歌ではないとも思うけど、毎年歌っているからこそ、色々なテンションを試すことも出来るのかな、と思って、今年はよしとしました。
成功か否かはお客様が決めること。聴いてくださった皆様が、『この第九なら、ばっちり年を越せるぞ』と思って下さってたらいいなぁ、と願いつつ、夜は沢山お酒を飲んだのでした。
今年は自他共に認めるスランプの真っ最中に第九の本番を迎えてしまい、しかも超練習不足。更に、当日我らの精神安定剤・合唱指導の初谷先生が不在だと聞き、久しぶりに妙に不安な緊張を覚えました。
リハーサルのとき。合唱の出番を待ちながら『お義父さんはもう10年近く第九に来れなかったから、今年は聴きに来るだろうなぁ。本番は撮影室に行っちゃうだろうから、リハのいま、客席にいるかな』なんて考えたら、あり得ない位に泣けてきてしまって歌どころではなくなりました(こういう時にポロっと涙がこぼれる程度の調整が出来ない体質)。
その反省を生かし、本番は出番を待つ間、別のことを考えるようにしました。
今年の私の席はトランペットの後ろ。彼に集中して観察してみました。あんなに鋭い音を突然吹くには最初は相当勇気がいるだろうな~。しかも、意外と『プッ!ププッ!』程度の出番で休み、また『プッ』休み……のように短い勝負が殆ど。いつも『出だしが駄目!』と叱られる私達にとって、この一発勝負の連続は尊敬~。
3楽章の途中からトランペットがメロディーを朗々と演奏する場面があり、誇らしい気持ちになっちゃいました。『さぁ、皆様!遂に我がトランペットをたっぷり聴いて頂くお時間がやって参りました!』と。
そんな不埒な精神状態で迎えた自分の出番。いつもは『ひゃっほ~!歌うぜっ、ベートーベンさん!』と興奮している内に終わってしまうのですが、今回は各所で指揮者の梅田俊明先生や、初谷敬史先生、臨時でいらしてくださった発声指導の先生のアドバイスまで、様々な言葉たちが頭を駆け巡り、ある意味忙しい一曲でした。冷静に歌う歌ではないとも思うけど、毎年歌っているからこそ、色々なテンションを試すことも出来るのかな、と思って、今年はよしとしました。
成功か否かはお客様が決めること。聴いてくださった皆様が、『この第九なら、ばっちり年を越せるぞ』と思って下さってたらいいなぁ、と願いつつ、夜は沢山お酒を飲んだのでした。