このブログにも何回も書いたかもしれませんが、幼い頃~大人になるまで、実家には「遊五郎」という犬がいました。とても賢い子で、高校生のときなど散歩の度に悩みを打ち明けると、「そんなことも、分からないのか。」と呆れた顔で見られたりしていました。
今日、ふと思い立って、「遊五郎」の写真を集めて入れていたアルバムを1冊分、スキャンしてデータ化しました。旅行などの後、フィルムが余ると適当に撮影していた彼の写真が、いまどんなに宝物なことか。亡くなった祖母や、近所のおばあちゃん、若かりし頃の家族が一緒に写っていたりして、なんとも懐かしい一冊になっていました。
その中でも私が特に好きな写真があります。実は二代目は、犬が苦手なんだそうです。でも、私の実家に挨拶に訪れたとき、ちゃんと遊五郎にも挨拶をしてくれました。そのときの、「まぁ、オマエならいいか。許してやるか。」と遊五郎が言っているかのような一枚。良かったなー、遊五郎にちゃんと二代目を紹介できて……と、この写真を見る度に妙に安心するのです。
I miss him so much. 首のまわりをくしゃくしゃくしゃって撫でまわして、遊びたいな。触りたいな、遊五郎に。