若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

オバマ大統領

2008-11-08 02:01:43 | その他
指名争い段階では、
「ヒラリーさんだろうなー」

本選になってからは、
「まぁ、なんだかんだ言ってマケインさんなんだろうなー」

と思っていましたが、見事にハズレ、若くてエネルギッシュな新しい大統領が誕生しました(別にオバマさん嫌いな訳じゃありません。どちらかというと好きです)。


留学中にそれほど人種差別を体感することはありませんでした。どちらかというと、スポーツ万能な黒人の寮生なんかはアイドル扱いをされていたくらいで。私のルームメイトも黒人でしたが、彼女の親友は白人の子だったし、私のこともジャパニーズだからという理由で何か違和感を覚えていたようには感じられませんでした。それでも、ホストファミリーの暮らすブロックに新しく黒人家族が引っ越して来たときに、「黒人なのに、このエリアに暮らすなんて、きっとエリートなのね」と話題になっていたのを聞き、この国に流れる人種差別というコトバでは重過ぎる、でもあまりにも自然に横たわっている人種間の隔たりのようなモノを感じたのを記憶しています。

やはり、現実に黒人の大統領が生れたということは、この国にとって大きなチェンジなのでしょう。アメリカ合衆国の人たちが、「私達はもう人種差別のような恥ずかしいことを考える国民ではないのだ」という誇りを持つことが出来る、そんな節目になったかもしれません。

天国で、キング牧師やリンカーン元大統領が、「いやー、こんな世の中が本当にやってきましたなぁ」なんて乾杯してるかな。

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