二代目とは中学の同級生なので、「すごーい初恋の人と結婚したのね!」や、「一体何年付き合って結婚したの!?」と、感動や驚愕を受けることが多々ありますが、2人でデートしたりするようになったのは、結婚式の2年前、24歳のときでした。中学時代から友だちではあったので、人生何があるか本当に分からないもんです(と、中学生の撮影に行くと、よく思う)。
なんて話を語ろうと思っている訳ではなく。
2人でゴハンを食べるようになった初期のころ、「此処のラーメンがすっごい好きなんだ!1人でよく食べに来るんだよ!」と意気揚々連れて行かれたお店が、『桂花ラーメン』でした。私にとってラーメンという食べ物は、佐野ラーメン(澄んだ醤油スープに、はかない手打ち縮れ麺のさっぱり系ラーメン)と社食で食べるラーメン(ザ・スタンダード)のイメージしかありませんでした。若いころの私は、1人外食が出来ないタイプで(今は全然問題なーし)、OL仲間で仕事の後に「ラーメン食べて帰りましょう♪」とはなったこともなかったので。
初・桂花ラーメン、衝撃の味でした。いま思うと、豚骨ラーメンデビューにしては、個性派過ぎるし、麺の堅さも佐野ラーメンのほよほよ麺で育った私には攻撃的過ぎ(当然、お腹壊した)。匂いがいつまでも口の中に残っている気がして気分も悪くなってしまい、「参ったなぁ~。これから松本くんとゴハンを食べに行くことが増える中で、このラーメンをしょっちゅう食べることになるんだろうか……」と内心思っていました。
ところが昨日、千葉で撮影中に二代目に「今夜さー、首都高そんなに混んでなかったらさー、寄り道してもいい?桂花ラーメン久しぶりに食べたいんだけど……」と言われたとき、「うわぁ!私も食べたいよ!行こう!行こう!」と、ご機嫌になるほど大好きになるんだから、味覚の変化とは大変興味深いです。あー、美味しかった。久しぶりにポイントカードも貰ったから、また近々行かなくっちゃ。