若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

樹氷林

2012-10-11 10:12:43 | 音楽(足利市民合唱団)

いつまでも引きずって恐縮ですが、オペラ「ピーター・グライムズ」が、頭から?カラダから?抜け出て行きません。勿論、わーわー言う撮影のときは大丈夫ですが、ふっと立ち止まった時に、ぼーっとしてしまいます。別に、オペラの主題だの、訴えかけてきた内容だのを、具体的に噛み砕こうとしてる訳じゃぁないと思うんですけど。内容も音楽も、かなり重めだったので、ずっしり塊が残った感覚。

 

その余韻も含めての舞台だと思うので、それはそれでいいのですが、ちょっと気分を替えようかな。次のニンジン、ぶら下げようかな。と、来年のオペラのチケット購入を検討して、ホームページなど開けてみました。「そういえば私、タンホイザー観てないんだよなー。あ、こないだ私が座った席、まだ空いてるじゃん。1月末なら、うまく調整すれば多分行かれるよなー。」……と思いながら、クリックに至らないのは、ちょっとした臆病な怯えがあるから。

 

それは2年前の樹氷の思い出があまりにも完璧で、「多分、2度と行かないんじゃないかな。」と思っているのに近いもの。私たちにとって、足しげく通った蔵王はちょっと特別な土地であり(テレビなんかに登場すると、「あーー、ざおーだ!ざおーだ!」と大騒ぎ)、行きそびれている春の蔵王なんかは是非行きたいと思っているんだけど、真冬の蔵王に再び行って、「でも、前の方が良かったな。」と思ってしまうのが怖いのです。

 

そんなにオペラを観た経験がある訳じゃないけど、何だか今回の「ピーター・グライムズ」って、何かが普通のオペラとは違っていた気がしてならなくて、次に踏み込むのがちょっと不安な感じ。まぁ、いいか。暫くこの重たい感じで、おとなしくしていましょう。

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