コロナで緊急事態宣言が出されていたころ、SNSで流行していたブックカバーチャレンジ。元同僚がまわしてくれたのに、ずっと放置してしまいました。
というか、悩んで(迷って)ました。今まで読んだ本の中から7冊を選ぶのってかなり難しくて。「すごく大切」って記憶だけ残ってるけど、内容忘れちゃってる本とかあって、1冊ずつ読み返したりしてたら2か月経ってしまって。
でもせっかく迷ったので、今更始めることにします。かなり流行遅れになりましたが。
ということで、最初の1冊。
足利とも無縁ではない内容で、偶然出会った1冊ですが、私にとっては大切な、ひとつのライフワークを与えてくれた本です。
毎年8月には何か1つ。映画でも本でも記念館でもいいから「戦争」に触れること。それを自分に課すきっかけをくれました。「戦争はいけない」ことは勿論知っているし、そう思ってない人なんて、そうはいない。でも、ちゃんと知って、ちゃんと忘れない努力をしないと、絵空事になっていってしまう。自分が生まれたほんの数十年前に、こんなにも恐ろしいことがあったという事実を、ものすごい数の犠牲者の方々すべてに、いま自分が生きているような大切な日々があったんだということを、ちゃんと意識して生きていきたいと思うのです。