若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

シンプルなメロディー

2012-02-01 23:00:47 | 映画と本

とあるホテルで、ある映画音楽が流れていたのが頭から離れなくて、つい買ってしまいました。映画『ニュー・シネマ・パラダイス』。

 

ソファに埋もれて映画が始まると、「ほら、コレ絶対必要でしょ。」と、二代目がタオルを持ってきてくれました。で、自分も泣く気満々でどっぷり約3時間。

 

ところが、殆ど泣けませんでした。この作品もDVDでは、「ディレクターズ・カット」版なるものになってしまい、私から言わせれば、いらない部分がプラスされちゃって、ちょっと長過ぎる気も。そこまで教えてくれなくていいのにな、そこは想像にお任せしますってボヤかしてもらって、全然いいんだけどなって部分も、ビビッドに見せられちゃうもんだから。ま、とはいえ、いい映画には違いなく。ラストシーンは相変わらず、ぐぐっとくるし、トトの「アルフレード!」という呼び声は、何ともかわいいし。

 

で、昨日。同じホテルのエレベーターの中で、またあの音楽が流れていました。そしたら、急に涙が出てきちゃったんだよー、条件反射みたいに。あのシンプルなメロディーがどこかをくすぐるんでしょうか。やるね、エンニオ。

 

エレベーターの中、一人で良かったなぁ。急に涙ぐむ40女、怪しいもんね。