若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

若いうちに

2009-05-28 10:19:48 | 日々雑多
先日、還暦記念のクラス会様の撮影がありました。幹事の方に挨拶に行きましたが、どう見ても60歳には見えません。別の部屋かな、とキョロキョロしましたが、どうやらその方で正解らしく、あまりの若さに驚きました。別に若作りの服装な訳でもなく、お化粧も殆どしていませんでしたが、何ともお若い雰囲気でした。人によって、歳を重ねる速度って違うんだなぁ、と実感しました。


私は39歳です。失笑を承知の上で、まだ私が「若いうち」だという前提で話を進めますがー。

私には若いうちに叶えておきたい夢がありました。それはヨーロッパ旅行です。留学中に、アラブのどこかの国から来ていた妙に上品な雰囲気のクラスメートから「ヨーロッパは若い内に見た方がいいよ」と言われました。「ハートが若くて、熱いうちに」ヨーロッパを歩いておくべきだそうです。クラスメートは全世界から集まった人々でしたが、みんなどことなくアメリカに対して「経済的には巨大だけど、歴史が浅い」と馬鹿にしている雰囲気があり、彼は特にその先頭だったせいもありますが。

お金も暇もあった頃(OL時代)、結局ヨーロッパに行きそびれ、最近の自分の日々を思うと、暫くの間、長期の旅行をするのは無理だと思います。でも、ガッカリするのではなく、「ハートを若く、熱く保ってチャンスを待てばいいのさ」と思うようになってきました。いつか2ヶ月間くらい、ヨーロッパをぶらり二人旅……。あー、考えただけでわくわくする!

そんな、勝手にわくわくしている私の横で、二代目が「若いうちに……」と呟いたので、耳をすますと。

「……わんこそばに挑戦しておきたいものだ」