若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

何もしないよりは

2008-05-28 02:45:36 | その他
関西大震災のとき、私は銀行勤めのOLでした。大阪支店もありましたし、関西に親しい友人もいましたから、本当に心が痛みました。自分が何も出来ないことが歯がゆくて、申し訳ない思いで一杯になりました。

地震から1週間後、海外出張から上司が帰ってきました。地震発生のことは知っていましたが、帰国してその規模の大きさ、被害の酷さを初めて知り、言葉を失っていました。昼休み、郵便局で偶然その上司を見かけました。彼は、札束を窓口に差し出して、関西大震災への寄付だと言っていました。盗み聞きしてしまった形の私は、そのことについて彼には何も言えませんでしたが、その迅速な行動力と誠意の大きさに、驚いてしまいました。正直言って、その人は、それまで私の中でそれほど影響力のある人ではなく、おとなしく目立たなくて、石橋を叩いて渡るタイプの典型に見えていた人だったので、尚更でした。

その日から、私は考えました。彼にとってあの金額(いくらかは分からないけど)は、それほど大きなものではないのかもしれない。でも、迷うことなく、困っている人がいると分かったとき、瞬時に、そして具体的に手を差し伸べる行動力がとても大切なんだ、ということを。

いま、中国とミャンマーで苦しんでいる人々の映像が日々テレビで流れています。遠い国のこと、具体的に何が出来るわけではないかもしれません。残念ながらお金持ちではないので、大きな金額を寄付することも出来ません。でも、自分で決めました。コンビニ、スーパーマーケット、本屋さん、ファーストフード……、あらゆる所に設置してある募金箱を目にしたときは、必ず100円玉を入れようと。それがあまりにも小さな力で自己満足に過ぎなかったとしても、何もしないよりは、と。
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