お茶しない？

二代目とデートし始めたころ、ゆっくり喫茶店（懐かしい）にでも入りたかった私は、
「喉が渇いたな」
と言ってみました。
「どこかで、お茶しようか」
を期待したのに、彼は駅の自販機で、ジュースを買ってくれました。うー・・・

ある時、上野アメ横を一人で歩いていました（今考えると、ナゼあんな所に一人で行ったんだろう？）。すると、初老の紳士が寄ってきたので、道を聞かれるのかなーと思ったら、
「お嬢さん、もしお時間があれば、お茶でも如何ですか？」
！！えーーー、ナンパ！？
丁重にお断りしましたが、ナンパなんてされたことないのに、よりによっておじいちゃんかよ、とヘコんでしまいました（今考えると、面白いネタになったけど）。

昨日、小学校から高校まで一緒だった友人に道でバッタリ会いました。殆ど２０年振りの再会！全然変わっていなかったので、横断歩道を挟んでいても一瞬で分かりました。
「うわー、懐かしいねー」
と二言三言交わして過ぎ去ろうとした私に彼女は
「もし時間あるなら、お茶しない？」
と誘ってくれました。思いがけなかったので、何だかとっても嬉しくなってしまい、コーヒーを飲みに行きました。お互い色々あった２０年を話してあっという間に時間は過ぎました。

『絶対必要』なコトばかりこなしている毎日の中で、時にはゆっくり『お茶する』のも、大切なコトかもしれませんね。