<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

みなさんどうしておられるのだろう 長い長い夜の間は

2017年12月05日 20時01分43秒 | Weblog

さあて、これから夜になる。暗い夜になる。外には出ていけない。明るい昼間でも滅多に外に出てはいないけれど。朝が来るまでにこれから先10時間は掛かる。独りぼっちで過ごさねばならない。昼間でも同じことなんだけれど、夜は余計に一人を感じてしまう。長いなあ、10時間は。みなさんどうしておられるのだろう、長い長い夜の間は。

僕の場合は、晩酌をすると途端に眠気が来てしまうので、10時11時までと起きておられない。一晩に最低3回は目覚めてトイレに通う。此が厄介だ。枕元に数冊の本が置いてある。これに手を延ばす。眠気が襲うまで厄介になる。本を読むのにも飽きる。と、そこからは黙考することになる。こころよい瞑想になればいいんだけど。

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今夜の夕食はコロッケ 大を2個食べた

2017年12月05日 19時46分30秒 | Weblog

今夜の夕食はコロッケだった。揚げたて・できたてを2個食べた。大きかったので腹一杯になった。赤ワインを飲んだ。ご飯は牛蒡たっぷり鶏ご飯。満足。

具材のジャガ芋は友人が先日届けてくれたものだった。でっかい芋だったので2個しか使えなかったようだ。添えた千切りキャベツは、我が家の畑のものだった。

16個出来上がって、さっそく近所のご高齢夫妻と独居老人に合計7個をお分けした。手間暇の掛かる料理はあまり作っておられないだろうからと。

第一スーパーまで行くのに時間が掛かる。90歳を超えておられるので車の運転ももう諦めておられるようだから。田舎は大変だ。町へ出て行くのに一苦労する。

 

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囁き

2017年12月05日 14時48分50秒 | Weblog

これは囁(ささや)きです。小さい声です。聞き取れないくらいです。それが耳に届いて来ます。受信機の耳の耳朶を立てて聞き入ります。

いつも「へへえ」「へへえ」を言います。これは「はい」「聞こえております」のつもりです。声の主の、相手の名はあかせません。あかすと次から聞こえて来なくなるようで心配なのです。

「あなたを守ります」「いつまでも守ります」「あなたがどうなっても守ります」と声の主は言います。わたしは感極まって、というよりは畏れ多くて、「へへえ」「へへえ」を繰り返します。

そんなことがあるのだろうか、とも思います。守るということの具体性が、第一、分かっていません。守っているから、だから「どこへも進め、進んで行け、そこが地獄に見えてもそれでもそこを進んで行け、勇気を鼓舞して進め」という暗示かも知れません。

地獄に突き進んでいくのは嫌です。それでは守られたことにはなりません。そういうことならわたしは拒否を申し出ます。

すると、声はこう続きます。「此は他の誰にも言えないことです。あなただから言うのです」わたしはつまりその声に選ばれた者のようです。「あなたはこの苦しみに耐えうる者です」とも続きます。わたしはもう聞きたくありません。わたしは耳を塞ぎます。

これはわたしが鬱を患ったときの囁きです。もうずいぶん前のことになります。でもその通りわたしは守られました。毎夜毎夜、地獄の三悪道を経巡っていきました。恐怖でのたうち回りました。眠っているはずなのですが、鬼にもまがうようなはっきりした唸り声を上げました。わたしはもう通常の感覚をした人間ではありませんでした。そこで追い詰められた長い月日が経ちました。或る日、そこを抜けました。守られたのです。

 

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此処は百中百 良いこと尽くめに出来ているところ

2017年12月05日 14時02分06秒 | Weblog

吸った息を吐くところがなかったら困ったでしょうなあ/そりゃ、困ったでしょうなあ/ところが実際は吸った息を吐くところがある/うんとある/体中を経巡ってとうとうすっかり汚れてしまった息であっても/何処にでも吐いて捨てられる/ここでは駄目だ駄目だということにならない/平気の平左で捨ててしまえる/あとは見向きもしないで/詫びることもなく立ち去れる/よかったですなあ/よかったですなあ/

それを地球中の草が食べてくれるんですよ/にんげんが汚した息をおいしそうに食べてくれるんですよ/そしてすくすくと青葉を伸ばして来るんですよ/そしてその青葉からは新鮮な酸素が吐き出されるので/わたしたちにんげんはそれを吸ってまた元気になる/よかったですなあ/よかったですなあ/どうしてこうも百中百/良いこと尽くめに出来ているんでしょうかね/分かりませんなあ/分かりませんなあ/

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天女がソプラノで歌ってくれたら

2017年12月05日 11時40分36秒 | Weblog

そろそろお昼。お昼はチャーハンにしようかな。冷凍食品の。畑の小葱を摘んで来て、刻んでいっぱい振り掛けて。

外は風が唸っている。そんなに唸らなくともいいだろうに。冬の木枯らしだ。枯らされた葉が吹き上がる、渦を巻く、舞い落ちる。

これじゃ、寒がりの爺さんは、外に出ていけなかった。

あんまり腹が減っているようでもない。喰ってアクセントをつけるだけだ。

美しい天女が此処へ舞い降りて来て、「さぶろうさん、あなたに是非会いたかった」などとソプラノで歌ってくれたら、もっとでっかいアクセントになるのだがなあ。ふっふっふ。

そんなことは現実にはない。妄想というものである。莫妄想(まくもぞう)、妄想すること莫(な)かれ。

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現象に引き摺られたくなかったら

2017年12月05日 11時14分34秒 | Weblog

乃至無老死 亦無老死尽     般若心経(はんにゃしんぎょう)より   

ないしむろうし やくむむろうじん

乃至老死なし 亦老死の尽きることもなし。

その上、老いるということも死ぬということもない。どれもそこで静止しない。無実態だからだ。無実態であるから、その段落が尽き果ててお終いになるということもない。ことごとの現象に逐次、あたふたと踊らされるな。現象を己の上に推移させても、そこに執着せず、間隔を置いて達観せよ。

といってもねえ。ここはまさしく現象界。AになりBになりCになりDになりEになりFになる。そして根本の共通項がない。現象の葉っぱだけが変化を続けて行く。肉体は老いる。病む。死ぬ。肉体を死んだ者はまた生まれる。千万億の現象に引き摺られていきたくなかったら、現象界を離れて行くことだ。仏界に移転することだ。

仏教は無有恐怖(むうくふ)を教えているように、恐怖専門のさぶろう爺は思う。己が引き受けた現象の爪痕は爪痕。仕方がない。爪痕も永遠ではない。やがて去って行く。現象はそこに留まらずに次の現象へ移行していく。いわば途中の通過点に過ぎない。

現象は回転体だ。

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ああいいなあいいなあ 空が大きいのがいいなあ

2017年12月05日 11時00分09秒 | Weblog

ああいいなあいいなあ。いいなあと言っているさぶろう。何がいいのか。

空が大きいのがいいなあ。空が青いのがいいなあ。空が何も詰まらず空虚であるところがいいなあ。ああいいなあいいなあ。何も満たさず詰めず、無所為無所有であるというところもいいなあ。それでいいというところがいい。実にいい。

にんげんのさぶろうはそれでは安心できない。満たそう満たそうとして掛かる。詰め込もうとして動き回る。満たせないで藻掻く。詰め込めないで苦しむ。七転八倒して苦しむ。苦しまないでいいと大空が何度も語りかけて来ても、聞く耳を持たない。

でもひょいと空を仰ぐ。そういう時間を与えてくれる。さぶろうの口から、ああいいなあいいなあが零れ出す。

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吸った息の吐きどころがある ここは法界

2017年12月05日 10時37分56秒 | Weblog

法界(ほっかい)は平等利益(びょうどうりやく)す。

法界は真如界。仏界である。エネルギーの働いているこの場である。ここは平等界である。すべての利益が平等である。平等に降り注がれているので、平等に受益できる。

もしこれが不平等だったら、暗鈍のさぶろうはさぞさぞ困っただろうなあ。足の置き場すらなかったろうなあ。生まれているところが法界でよかったなあ。生きているところが平等界でよかったなあ。

さぶろうの頭上に冬の日の大きな青空が広がっている。誰の頭上にも共通にあって青く大きく広がっている。

誰の鼻先にも空気が届けられている。吸いたいだけ吸っていい。吐きたいだけ吐いていい。吸ってはいいが吐いてはいけないとなったら、さぞさぞ困り果てただろうなあ。吸った息の吐きどころがある。

そうでありながら、此処が法界であることに気付いていない。平等界仏界であることを忘れ果てている。わたし一人が除け者にされていると愚痴を言う。不平等な扱いをされていると不平を鳴らす。己の恐怖心で恐怖を煽られる。不安な眼をする。溜息をつく。青ざめる。

もう一度言って確認しよう。法界は平等利益す。此処にさぶろうが暮らしている。どんな心配もいらない。したいことを自由にしてもいいが、何もしなくてもいい。利益(りやく)するところは平等で、差がない。

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畑の一角がまだ夏のままだ

2017年12月05日 10時14分33秒 | Weblog

午前10時を過ぎた。さ、そろそろ立ち上がろうかな。まずは寝間着を着替えよう。目覚めたときに素速くしておけばいいものを、寒いのでそのままになっている。起床後に外に出て畑を一周した。ぶるぶる震えた。

畑の一角がまだ夏のままだ。白茄子が立ち枯れしている。周りは草茫々。怠け者だからなあ。

何かをしないと一日が暮れていかない。何かの行動をせねばと思う。しなくてもいいはずなのに。やっぱり焦燥感に駆られる。ぐうたらを恥じるのかな。

 

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古い友は冬の日の暖炉のよう

2017年12月05日 09時49分36秒 | Weblog

友人のA君はどうしているだろう、今日は。お天気が回復したから好きな畑仕事に向かったかな。そうだろう、きっと。腰の痛みはどうだろう。畑に行けるくらいなら、大丈夫なんだろう。彼は、山里に籠もっているが、英米文学の達人だ。

友人のXさんはどうしているだろう、今日は。やっぱり家の中に居て掃除洗濯かな。好きなウオーキングはお昼からかな。体調はどうだろう。しばらく不調なときがあったようだけど。彼女は文章を能くする。彼女の領地には侵略が出来ない。

若い頃からの長い友人たちのことをあれこれ思う。古い友は暖炉のよう。あたたまる。寒い日は特に。でも彼らは遠いところに居る。なかなか顔を見ることはない。今日の僕は一人で居るしかない。孤独の笛を鳴らすにとどめよう。

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