<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

冬将軍様が天空で唸り声

2017年12月13日 13時08分47秒 | Weblog

外は風が吹いて寒い。一旦外に出てみたが、首をすくめた。これじゃ農作業が憚られる。冬将軍様が天空で唸り声を上げておられる。さぞさぞ恐い顔をしておられるだろう。風がやわらぐのを待っているが、こちらの思惑を聞いてくれそうにはない。はて、困った。今日の予定が崩れてしまう。

お昼はインスタントのカレーうどんを一人作って食べた。適当な長さに切った青葱をうんといれて。スープまで飲んでしまった。体があたたまった。汗が出た。着ているものを一枚又一枚脱いで最後の一枚になった。ここで汗が引いていった。今度は寒くなる。反応が早い。大慌てでまた着ぶくれた。

風はいよいよ強くなった。あれこれ物音がする。日は当たっている。13時半を過ぎた。炬燵の中が、どうやら今日一日の終の住処のようだ。反抗をこころみたい気もするが。

 

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泊まっていた宿の鍵を返しに

2017年12月13日 09時19分52秒 | Weblog

古湯温泉まで往復45km。数日前に泊まっていた宿まで。忘れてきた部屋の鍵を返却しに行った。雪が降っているのではないかと心配したが杞憂だった。3℃。寒かった。鍵を返すのだけではもったいないので、ついでに湯を浴びた。ここはぬる湯なのだが、今日はこれではいかにも寒い。やや熱めに沸かしてあった。湯船は湯気で溢れていて、浸かっている人の顔が見えないくらいだった。こま1時間あたたまるまで、もうもうとたちこめる湯気の中に身を潜ませていた。じっとして、客の交わす話に耳を傾けていた。それぞれが信じているらしい長生きの秘訣のような話だった。

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あっちへこっちへうろちょろ動き回る

2017年12月13日 08時23分28秒 | Weblog

寒いなあ寒いなあ。このところ一番の冷え。3度c。畑にも屋根瓦にも霜が下りている。ぶるぶるぶるっ。室内に居れば手の指が悴む。お湯で顔を洗った。しかし、お天気は晴れ。朝日が甲斐甲斐しく眩しく当たっている。

今日はするべきことがある。小さなポットに種を蒔いて育てていた空豆と蔓なし豌豆豆が勢いよく発芽して、いまや伸び伸びと迫り上がってきた。ポットの底穴から根が張りだしてきている。畑に移植して、そこで思い切り伸びてもらおう。

するべきこは他にもある。たくさんある。どれも園芸。畑仕事。これもやっておこう、あれもやっておこう。という具合に、ちょこちょこちょこちょこ見つかる。ちょこちょこちょこちょこ動く。あっちへこっちへうろちょろする。一日これで遊んでもらえる。

中央共同募金会主催のNHK歳末助け合い運動からも本年も宜しくとの封筒が届いた。忘れてしまわないうちに郵便局まで行って、ほんの僅かだが、趣旨に賛同したい。世の中相身互いだ。

ふふふ。昨日はちょっとだけいいことがあった。ちょっとだけよろこんだ。もっと喜べばいいのに、ちょっとだけにした。欲張りだから、もっともっとを思うのだ。するとそのよろこびも萎んでしまう。

吊し柿に朝日が当たっている。ベランダの物干し棒から吊されているのが見える。一個一個の東面が光っている。すると今日の世の中全体が輝いているように見えて来る。それは吊してからそろそろ1週間くらいが経過した干し柿だ。

 

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暮らしの不平不満に浸かってばかりいちゃ済まないよなあ

2017年12月13日 01時33分50秒 | Weblog

真夜中の1時半である。おおよそ一日の半分は明るい時間で残りの半分は暗い時間。うまくしてある。明るい時間は起きているには好都合。暗い時間は寝ているのに好都合。巧く出来ている。明るいところでは動きやすいし、暗いところでは休息しやすい。上手に配分がなされている。それに従えば楽になれる。そういう配慮を感じる。自然に適応能力がつくようにしてある。目覚めているばかりでは疲労困憊するが、目を瞑ればまた元通り元気が満たされている。これを繰り返していると月日が流れる仕組みになっている。流れに乗っているだけでいい。手心を加えないでいい。無理がないように、負担が少ないようになっている。よかったなあと思う。この万全のシステムに何らかの不具合が生じたら、さぞさぞ辛いことになるだろうなあ。生き難いことになるだろうなあ。いまのところ大した不具合は見つかっていない。何千何万年もこうした形態が維持されているが、故障が来ていない。そういうことなので、今は真夜中。俺は眠っていられる。すやすやすやすや寝息を立てていられる。どんな功績もない男なのに、まるまる功績を立てた者扱いをしてもらっている。いやいや実にラッキーだった。俺は生涯ずっと実に幸運児だったなあ。恵まれていたなあ。愛されていたなあ。夜は暗く、昼は明るい。昼は目覚めて夜は目を瞑ってやすんでいる。この巨大な愛情の真っ只中を、俺は楽々と堂々と大手を振って邁進してきたことになる。結局のところ、俺は死ぬまでこうして上げ膳据え膳の恩恵を受けて過ごしていてもよいのか。まるで偉大な王様だなあ。だったら、あれこれブツクサ暮らしの不平不満に浸かってばかりいちゃ、大きな愛情様に済まないよなあ。

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