思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

過ぎ去りし原爆の日 19/08/06

2019年08月10日 11時16分18秒 | 夜景・夕景
毎年8月6日は、世界で初めて一般民間人に対して無差別核攻撃が実施された日です。
戦争というヤツは人間の理性を吹き飛ばし、最大限(国が責任持ってくれる。人のせいに出来る)の
自己弁護の元に、やってはいけないことまでやってしまう。一番安全な権力者を除き、攻撃を受ける
方、実行する現場の兵士双方が犠牲となる。

今でもそこかしこで規模の大小や程度の違いはあれど、日常的に起こっていること。人間の性根と
いうヤツは簡単には直らないということを思い知らされる訳ですな。

8月6日の原爆ドーム前の元安川では、鎮魂の為の灯篭流しが行われています。以前は海に流れ着く
ままにしていましたが、現在は回収されるようになっています。
そして、徐々に鎮魂目的から「イベント」の様相を呈している感が強まっているのも事実。
遥かな過去になりつつある出来事なので、形態が変化していくのも当然のことかと思います。



写真を撮った位置は元安橋の上。原爆ドームの見える方向は川上。普段から大勢の外国人を見かける
場所ですが、この日は本当に多くの国や地域から様々な人種の方が訪れます。



わしらわ~広島県警じゃぁ~(俺たちひょうきん族より)。何やら街頭演説をした団体の監視をしていた
ようですが、内容は殆どヒロシマと関係ない話で、放射能繋がりで福島や核兵器の話を経て昨今の朝鮮半島
情勢に至る、と。これだけ恣意的な思想に基づきつつ論点のすり替えを行ったのでは、まともに聞いて貰え
なくても仕方ないと思うのですが。ま、こういう意見を街頭で述べても任意同行を求められたりしないのが
日本国なのです。一定の自由が保障されているという証拠ですな。



これだけ乗っても大丈夫!という訳でもないんですが、本当にこれだけ人が留まるのは当日ならでは。
同じ時間帯に「さかっち」さんも居た筈なんですがお互い気付く事も無く。ま、当然でしょうねw
大都会トーキョーなんかは日常的に、この程度の人の多さが発生しているとか聞きますが…



当日の広島港の潮汐によると、干潮が19:30となっていました。中洲(デルタ地帯)である広島市の河川の
殆どは汽水域となっており、満ち潮に変わると水位が上昇すると共に川の流れも逆になります。
よって、最初は川上から川下へ流れていた灯篭も、次第に川上側に流れ始めるのです。20:30を過ぎた辺り
から逆向きに流れ始め、この写真の様になりました。潮汐時刻と8月6日の夕刻が合致した場合のみ見られる
光景。

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暫く更新しなかったのは、謎の右足首痛(診察では腰・右膝の炎症から引き起こされたと推察)等で
疲労困憊、余裕が無かったから。今週には腰痛(ぎっくり腰。懸念の椎間板ヘルニア症状とは別)も
加わって、色々やる気が出なかったのであります。ま、整形外科へ行った1日を除いて仕事には行けて
いたので、その点だけは良しとせねば。

その割に今回の記事って平日(当日は火曜日)の夜に撮りに行けてるじゃないかって?そりゃー、
コルセットにシップに痛み止め使ってボチボチ歩くことくらいは出来てましたからね。そうでなきゃ
仕事せずに休んでなきゃおかしい。なにより仕事よりも確実に気合入るし。

などと言い訳をしてやって参ります。
コメント (6)
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