雨の週末、紅葉も進まず出かける事も無く、さてどうしたものか。こういう時は家に居れば金を使うことも無く過ごせるのではありますが。
さて、オイラのブログに良く登場するジャンクフード系の代表格である「インスタント麺」なんですけど、先日、結構画期的な製品が発売となりました。テレビCMでご覧になった方も多いと思います。そう、マルちゃん「正麺」です。今日はコレをご紹介。
この製品、通常のインスタント袋めんで採用されている「油揚げ麺」では有りません。油揚げ工程で水分を飛ばし、後に湯で戻す手法を大量生産に取り入れたのは、ご存じの通り安藤百福さんなんですが、これはコレで若干の問題点も有りました。油の品質によって保存時の風味が変化したり、酷くすると劣化してしまう訳なんですな。当然、カロリーも高めとなります。
今回の正麺、特許製法のため詳細は不明ですが、麺に含まれる空気層等を含めて地道に研究を進めていたと思われます。麺の形状も円形であるのも、なんか理由が有りそうです。
5袋入りは、最も多く目にすると思われる包装形態。金色でドハデじゃありますなw 大概、こういう過剰に派手な色を用いると、かえって消費者は手を出しづらくなるのですがw 相当の自信作という事なんでしょうね。まぁ、そのうち軌道に乗ってスタンダードな存在となったら、普通の包装に切り替わると思います。
正麺:しょうゆ
このシリーズ、注意点が有ります。3種類の味が用意されていますが、それぞれ「ゆで時間」が異なります。標準的である「しょうゆ」は、ゆで時間3分を指定しています。
ゆでていくと、結構あぶくが出て来るんですね。ここら辺は、福島ラーメンや、マルタイ棒ラーメンの入手性の良い広島県西部住民には、そんなに違和感のない部分なんですが、他地域の方は相当違和感有るかも。
さて、程よい鶏しょうゆの香りが。麺の戻り具合も良好で、袋めんでは突出した歯触りの良さ。インスタント麺の良さは保存性とコストに有る訳ですが、正直、インスタントラーメンという「別ジャンル」に位置する食品でした。この「正麺」では、ラーメンという存在を再認識させるに十分の出来であります。
正麺:みそ
麺の太さが明確に異なります。ゆで時間は4分。コイツが少々曲者でして、みそ=太麺という常識に囚われているというかww これがまた、よく水分を吸い込むんでありますな。みそ味に関しては、生めんの様に茹でてから、既に器へスープを張っておいた所へ投入する方が良さそうです。うーむ、何のためのインスタントかワカンネw
あと、先にも書きましたが、良く水分を吸い込む=ノビるw 訳でしてね、最初からアルデンテ!に茹で上げる方がよさそうです。益々、インスタントである意味が・・・ 保存性だけかい?
正麺:とんこつ
博多風とんこつ。麺は細くなり、ゆで時間は2分。これが一番作りやすいですね。やはり、少し芯の有る感じに茹で上げます。全体に、食べる時間を考慮して少々早めに止めてしまう方が、食感を維持出来るように感じました。但し、コイツは、これまた先に出て来た「マルタイ棒ラーメン」を食べた事があるなら、あっちの方が食べやすいと感じるかも。のび耐性も有るし。
≪結論≫
素晴らしいの一語に尽きるけど、完成後は速やかに食べる必要があります。また、スーパー等で売ってる「ゆで麺」が安価に入手できる方からしてみれば、スープさえ何とかすれば、コレ要らないw と感じるかも知れません。そういう場合は、保存性が高いから!という一点突破で理解しましょう。
全体に、少々味が薄めに感じますので、お好みで濃度を調整されるとよいでしょう。従来のインスタントラーメンとは違い、具材と一緒に煮込むなんてのは難しい事も知っておいてください。
○特別比較検証○
さて、マルちゃんでは、ノンフライめんとして「昔ながらの」シリーズを擁しております。こちらとも比較しておきましょうかね。
昔ながらの みそラーメン
麺は、正麺と異なり四角くされています。表面を見ると、いかにも「圧縮してます」という感じ。正麺とは全く外観が異なるのですよ。昔流行った、明星・中華三昧も、こんな感じだったよなぁ。尚、ゆで時間は5分。
さて、口にすると、正麺みそ味とは、麺の食感からして異なります。こちらの方が、やや水分が多くてベチャッとした感じが有りつつも、それなりにコシがある。んーーー、コイツは「呉冷麺w」じゃねえのか?
と、いう訳で、冷麺スープを入手したら、コイツの麺を茹でてから水で〆れば良いんじゃないのかぇ?!ってかんじの新発見というか、転用方法しか思いつかなかったのであります。
そんな訳で、正麺には息の長い商品となって欲しいと感じたのですが、インスタントラーメンの良さってのは「保存性」だけになって行くのかねぇって思ったのでありました。
個人的には、江崎製麺所さんの「福島ラーメン」と、イトメン「チャンポンめん」は終生外せない存在で確定してますから、そこへ割り込めるかは分かんないですけどね。でも、油あげ麺ってのは終わりを迎える存在なのかという事を考えさせられる商品ですよ。正麺は。
※2011/11/27修正:各製品のゆで時間が間違っていましたので修正しました。
さて、オイラのブログに良く登場するジャンクフード系の代表格である「インスタント麺」なんですけど、先日、結構画期的な製品が発売となりました。テレビCMでご覧になった方も多いと思います。そう、マルちゃん「正麺」です。今日はコレをご紹介。
この製品、通常のインスタント袋めんで採用されている「油揚げ麺」では有りません。油揚げ工程で水分を飛ばし、後に湯で戻す手法を大量生産に取り入れたのは、ご存じの通り安藤百福さんなんですが、これはコレで若干の問題点も有りました。油の品質によって保存時の風味が変化したり、酷くすると劣化してしまう訳なんですな。当然、カロリーも高めとなります。
今回の正麺、特許製法のため詳細は不明ですが、麺に含まれる空気層等を含めて地道に研究を進めていたと思われます。麺の形状も円形であるのも、なんか理由が有りそうです。
5袋入りは、最も多く目にすると思われる包装形態。金色でドハデじゃありますなw 大概、こういう過剰に派手な色を用いると、かえって消費者は手を出しづらくなるのですがw 相当の自信作という事なんでしょうね。まぁ、そのうち軌道に乗ってスタンダードな存在となったら、普通の包装に切り替わると思います。
正麺:しょうゆ
このシリーズ、注意点が有ります。3種類の味が用意されていますが、それぞれ「ゆで時間」が異なります。標準的である「しょうゆ」は、ゆで時間3分を指定しています。
ゆでていくと、結構あぶくが出て来るんですね。ここら辺は、福島ラーメンや、マルタイ棒ラーメンの入手性の良い広島県西部住民には、そんなに違和感のない部分なんですが、他地域の方は相当違和感有るかも。
さて、程よい鶏しょうゆの香りが。麺の戻り具合も良好で、袋めんでは突出した歯触りの良さ。インスタント麺の良さは保存性とコストに有る訳ですが、正直、インスタントラーメンという「別ジャンル」に位置する食品でした。この「正麺」では、ラーメンという存在を再認識させるに十分の出来であります。
正麺:みそ
麺の太さが明確に異なります。ゆで時間は4分。コイツが少々曲者でして、みそ=太麺という常識に囚われているというかww これがまた、よく水分を吸い込むんでありますな。みそ味に関しては、生めんの様に茹でてから、既に器へスープを張っておいた所へ投入する方が良さそうです。うーむ、何のためのインスタントかワカンネw
あと、先にも書きましたが、良く水分を吸い込む=ノビるw 訳でしてね、最初からアルデンテ!に茹で上げる方がよさそうです。益々、インスタントである意味が・・・ 保存性だけかい?
正麺:とんこつ
博多風とんこつ。麺は細くなり、ゆで時間は2分。これが一番作りやすいですね。やはり、少し芯の有る感じに茹で上げます。全体に、食べる時間を考慮して少々早めに止めてしまう方が、食感を維持出来るように感じました。但し、コイツは、これまた先に出て来た「マルタイ棒ラーメン」を食べた事があるなら、あっちの方が食べやすいと感じるかも。のび耐性も有るし。
≪結論≫
素晴らしいの一語に尽きるけど、完成後は速やかに食べる必要があります。また、スーパー等で売ってる「ゆで麺」が安価に入手できる方からしてみれば、スープさえ何とかすれば、コレ要らないw と感じるかも知れません。そういう場合は、保存性が高いから!という一点突破で理解しましょう。
全体に、少々味が薄めに感じますので、お好みで濃度を調整されるとよいでしょう。従来のインスタントラーメンとは違い、具材と一緒に煮込むなんてのは難しい事も知っておいてください。
○特別比較検証○
さて、マルちゃんでは、ノンフライめんとして「昔ながらの」シリーズを擁しております。こちらとも比較しておきましょうかね。
昔ながらの みそラーメン
麺は、正麺と異なり四角くされています。表面を見ると、いかにも「圧縮してます」という感じ。正麺とは全く外観が異なるのですよ。昔流行った、明星・中華三昧も、こんな感じだったよなぁ。尚、ゆで時間は5分。
さて、口にすると、正麺みそ味とは、麺の食感からして異なります。こちらの方が、やや水分が多くてベチャッとした感じが有りつつも、それなりにコシがある。んーーー、コイツは「呉冷麺w」じゃねえのか?
と、いう訳で、冷麺スープを入手したら、コイツの麺を茹でてから水で〆れば良いんじゃないのかぇ?!ってかんじの新発見というか、転用方法しか思いつかなかったのであります。
そんな訳で、正麺には息の長い商品となって欲しいと感じたのですが、インスタントラーメンの良さってのは「保存性」だけになって行くのかねぇって思ったのでありました。
個人的には、江崎製麺所さんの「福島ラーメン」と、イトメン「チャンポンめん」は終生外せない存在で確定してますから、そこへ割り込めるかは分かんないですけどね。でも、油あげ麺ってのは終わりを迎える存在なのかという事を考えさせられる商品ですよ。正麺は。
※2011/11/27修正:各製品のゆで時間が間違っていましたので修正しました。