思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

2010/11/01 電灯艦飾やら比較やら

2010年11月02日 23時19分23秒 | 航空機・艦船・ミリタリー等
この1週間は、少し大人しくしておりました。理由は簡単で、以前程の酷さじゃないけど右臀部から右脚にかけての痛みとシビレが感じられますし、もっと悪い事に発熱でした。普通、オイラが発熱するパターンとして、鼻の調子が悪くなってから、徐々にカゼの症状が現れて行くのですが、今回はどういう訳か、いきなり強烈な寒気がw これが10/27日の夜の話。どーも寒くて寝られんなぁ等と思いつつも、既に布団に毛布に電気アンカと対策はバッチリ。それでもダメで、ドテラ着込んで寝ちゃいました。クシャミとセキは腰に悪いので、これだけは避けたかったけど、どうやら今回オイラが貰ったカゼ症状は「鼻水鼻詰まりと、発熱」という事で、心配していたクシャミ・セキは殆どありませんでした。ちょっと驚いたw 急に寒くなったので、服装含めて用心していたんですけどねww

さて、11/1日自衛隊の日という事で、今年も電灯艦飾の日がやって参りました。電灯艦飾も、基地行事が有ったり、観艦式が有ったりした時に実施されるので、案外見かけた人は多いはず。でも、11/1日が電灯艦飾だという事を意識している人は結構少ないw 着いてるね~♪程度の事なんです。喜び勇んでカメラ持ち出す方が、どうかしているという有様なんですな。そんなモンです。

カメラがオリンパスE-5に変わったのですが、まだ様子を見ながら運用している状態。細かい超我流超主観的な論評は、後日にやるかも知れません。今の段階では、なんとも言い難い。一応、比較出来るようにアップしてみます。

E-3で撮影した写真

※トリミング範囲指定で現像。JPEG低画質設定。ISO100相当 F11 1/160 絞り優先AE -1.0補正 三脚使用

色味の違いは、太陽の高さが違うので参考にはなりません。解像感のみ参考にしてください。良い意味で解像出来ていないので、滑らかに感じられる事も有りますが、ペーパーへプリントすると解像の甘さが目立つ訳ですな。細部は潰れ気味ですし、輝度差が有るシーンは苦手なんです、このカメラ。

E-5で撮影した写真

※トリミング範囲指定で現像。JPEG低画質設定。ISO200相当 F11 1/320 絞り優先AE -0.7補正 三脚使用

随分細かい部分まで改造しているのは、前評判通り。但し、白が飛びやすい傾向に変わりないようです。細かい部分まで写るという事は、ブレやピントもシビアに反映されますから、今まで以上にシャッター速度に注意が必要でしょう。ペーパーへのプリントは未実施なので、まだまだ違いが把握しきれていません。

比較材料は出しましたので、後はクリックして画像を比較していただければと思います。

話題のアートフィルターに新規追加された「ドラマチックトーン」ですが、構図内に輝度差が有る時に威力を発揮する様です。HDR風ですが、HDRではないんですよねw そう見えるように調整している訳です。ただ、コントラストが際立つ方向で、なおかつ色味も極端に変えています。輝度差が大きくなる周辺では感度変更まで行って像を起こす様です。その結果、異様な雰囲気に仕上がる訳ですな。好きな人には良いけど、違和感が有るので子供は怖がるかもなぁ。特に、神社仏閣の像なんかは、結構不気味かも知れない。(※仏像は撮影禁止の物も有ります。現地で指示が有った場合は従いましょう。基本的にフラッシュ撮影もNGです。仏様には魂が込められているので、そこら辺は守りましょう)

では、上記の画像を「ドラマチックトーン」で現像してみました。あまり変わらない事をご覧ください。
 

ここから、電灯艦飾。オイラのトコでは、過去に電灯艦飾ネタを何度もアップしておりますので、月別表示等で過去の同月同日辺りをご覧いただければ、出て来ると思います。今回は、潜水艦バースに「403 ちはや」が居ない事や、「501 そうりゅう」「502 うんりゅう」は居ませんでした。Fバース・Eバースと呼ばれる、北側(呉市街側)の桟橋に艦が集まっていますので、「アレイからすこじま」と呼ばれる護岸から見られる風景は、大したことありません。また、丁度電灯艦飾時刻頃に潮止まり(干潮)だったようで、潮位が非常に低い位置となっていました。つまり、船が低い位置に居るという事で、見え具合に差が有ります。瀬戸内海は干満の差が大きい場所で、潮の大きい時期は4m近く水面の高さが変異します。

で、オイラがチョット思ったのが、「夜景をドラマチックトーンで現像したらどーなるのか?」ですわ。輝度差が大きければ、それが際立つように調整しつつも、明暗両方を表現しようとするのですが、夜景って事は、空が基本的に「黒」ですから、それを起こしちゃったりするんだろーか、なんて考えてたんですね。

先ずは、夕景?から比較です。(護衛艦「129 やまゆき」
 

どーですかw このプラモデル・パッケージアートの様な色の起こし方ww 感度を上げてまで起こした部分は相当に荒れていますが、ラフな表現も混在させているので、これはこれでアリでしょう。と、いうことは、「白黒写真に色を重ねてる」のに近いのかもなぁって思ったり。明治時代には、白黒写真(ガラス板)にイメージ的な色彩を施す事が流行ったようですし、最近では、デジタル処理で第二次世界大戦中の記録フィルムに着色したものもあります。そんな感じかも知れませんね。

※プラモデル等のパッケージ(ボックス)アートは、基本的に画家が著作権を有している場合が多いので、直接画像をアップすることは出来ません。あしからず。

次に、電灯艦飾を(潜水艦桟橋付近からFバース方向を望む)
 

撮影時刻は21時頃なんですが、ちょうど潮止まりだったし、波風も穏やかになって来た為に30秒程度の長時間露光が可能でした。風の強い時や波の高い場合は船が動きますので、感度を少し上げて短めの露光にする方が良いでしょう。

最後に、潜水隊前バス停付近からFバースを。昨年は、右側の岸壁に「501 そうりゅう」が係船されていました。
 

が有る程度有って、なおかつ低い場合(平地では、低い雲なら高度1000m付近です。もっと低い雲は雨の日に見られます。700m以下の事も有ります。)は、街明かりが雲に反射して、明かりを得る事が出来たりします。感度を上げて撮ると、それが顕著に写って来ます。こうすると、本来表情の無い「闇」の部分も、天候によっては「絵」を得られる訳ですな。夜景は、気象条件も写真に活かせたりするので、色々撮ってみるのが良いです。

---あとがき---
夜景撮影は時間が掛かる割に枚数は得られません。先にも書きましたが、気象条件に左右されたり、露光中に人が通ったり外光を向けられたりもします。でも、誰もいない山奥とかなら良いけどw こういう誰もがやって来る場所で、一々文句を言うのは「野暮」ですよね。こういう事も有るのだと諦めるというか、最初から織り込み済みでやらないと難しいです。場所の確認は、明るい内にしておきましょう。どこから撮れるか、明るい時間に下見しておくと随分違います。ネットで情報を調べられるので、現代は便利ですよね!

また、懐中電灯は必ず持参しましょう。段取りに使うだけではなく、足元の確認や、異常時にも役に立ちます。

これからの時期は、夜景夕景に挑戦する好機です。しかし、寒いので服装は「真冬」の装備で挑みましょう。帽子やフード付きの上着も良いですね。手袋を持っておくと少し楽です。

カメラバッグは、面倒でもフタくらいはしましょう。開けっ広げだと、バッグ内部に湿気が付きます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする