気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

拗れた籠池問題

2018-03-17 17:13:23 | Weblog
今国会では籠池問題で大混乱に陥っている。これまで明るみに出た数々の事実に基づいて私なりに状況を纏めると、真実は見えているが、政府当局はこの真実を認めたく無い為、あれこれと愚論を繰り返し混乱が続いているのだ。問題の本質は籠池氏が少学校建設にに際し財務官僚との交渉で安部総理婦人の昭恵氏をうまく広告塔に利用して交渉を有利に進めた事にある。安部総理は籠池問題に関わった事は無いし、指示した事も無いと明言し、もし私が何か関わった事実があれば、総理大臣はおろか議員も辞職すると大見得を切った。安部総理は確かに籠池問題には全く指示なり関わったと言う事が無い事は事実だろう。しかしそう言う事がなくとも、総理大臣と言う立場はそんなに単純なものではなかろう。総理大臣のまわりには厳しい意見を提言する人がおれば、総理の意向を先取りしてイエスマン宜しく振り回る人も居るだろ。総理大臣の周りにはあらゆる利権が渦巻いている。総理はその辺の動きを察知し公明正大な政治が実施されているかチェックも必要だろう。
籠池氏は昭恵夫人を名誉校長にしたり、交渉の場で昭恵夫人とのツーショットの写真を見せたり、バックに安部総理がついている事をちらつかながら、強引に交渉を進めた。交渉相手の官僚は籠池氏と安倍総理並びに昭恵婦人との密な関係がある事を示され、これは只の案件ではないぞ!と忖度を働かせ格段の配意や特別案件として処理にあつった事は容易に想像出来る。
安部総理としては何も関わっていません!で済む話では無い。
佐川問題は安部総理の総理を辞める発言を受けて、総理に問題が波及しない様、価格交渉は一切していないとか関係書類はすべて破棄した等々、嘘が見え見えの答弁に終始した挙句、破棄した筈の書類が出てきたり、価格交渉に経過を記録した書類が出てきたり、これらはすべて安部総理が本件に関わりがありそうな書類があれば、不味い事態に発展しかねないとの忖度から出た話だろう。それにしても嘘を平気で答弁する高級官僚とはどんな人格の持ち主かとつくづく考えさせられた。