気ままに日記

大好きな写真と思いつくままに綴る日記です

後何回桜が見られるかな

2010-03-11 13:42:42 | Weblog
明日三月十二日は春を呼ぶ奈良東大寺の「お水取り」である。例年この頃はぽかぽかと春めいて春近しの天気のもとで、桜巡りの計画を思い巡らし楽しんでいる時期であるが、今年は日本国中寒波が居座り小寒い日が続いて春遠しの感じである。
ドイツに行っている娘の孫が大学受験の為、昨年六月から預かっており家を空ける事が出来ない為妻と一緒に旅に出る事を控えて来たが、その孫も無事希望の大学に合格し、四月から九州へ旅立つので四月になればどこか旅行に行こうと妻と相談して来た。
裁縫教室と謡いの稽古と忙しい妻は三泊四日の日程をとるのが難しく、種々やりくりしてやっと「東北みちのく桜絵巻三泊四日」のツアーを申し込み昨日旅行代金を振り込んで来た。
二人揃って桜巡りが出来る事はことの外嬉しく、四月十八日の出発が待ち遠しくて仕方がない。
今年七十九歳の誕生日を迎える歳になると後何回桜と出会えるか。十回も見られれば御の字だろう。だからこそ桜の季節には思い切り桜を楽しみたい。人との出会い、別れの時には何時も桜があり、人生の節目には必ず満開の桜があった。私にとって桜は格別の存在なのだ。カメラ大好きの私にとって、今度の旅でどんな桜が撮れるか思いを巡らせている。旅行にはどんなカメラを持って行こうかと思いに浸るのも楽しい。

政権交代の功罪

2010-03-11 10:11:56 | Weblog
鳩山政権が発足して約半年、最近鳩山、小沢両首脳の金がらみの問題が不透明だとして内閣支持率が急速に下落しつつある。自民党政権に見切りを付けた国民は民主党に大きな期待を抱いたが、野党時代に主張した問題が、いざ政権を取ると現実は厳しく選挙で公約したマニフェストが中々実行できないでもたもたしている事を、野党である自民党から鋭るどく批判されている。政権交代が実現しても自民党時代と同じではないかと言われるが、しかし民主党が苦慮している問題とは、かっての政権党である自民党がやるべき事をお座なりにしてきた為に生じたものであり、すべてを民主党の責任にするのは如何なものか。
そんな事より55年体制の枠の中で自民党が成してした事は、政・官・業の癒着で、利権を漁って来た体質を、国民の前に真に開けた政治に取り組んでいる姿勢は大いに評価すべきである。例えば本日開港する「茨城空港」であるが、空港が必要だから作るのでは無く、利権に群がる政治家や業者の為、空港ありきの水増しした需要予測をを元に過大な税金が投入される。これまでの政権ではこんな無駄な空港作りでも、これ程の批判はなかったと思われるが、政権交代で無駄な空港作りの内幕が次々と暴露され、国民の批判は頂点に達している。
こうしたこれまでの利権まみれの腐敗した政治から、拓かれた政治へ新しい政権は大きな壁に遭遇しながらも着々と成果をあげつつあると信じている。
あの道路は私がつくった、あの橋は私がつくったと言う政治から、本当に国民の為の開かれた政治の実現に期待したい。