ここで紹介しているリハビリは、ものすごくシンプルなメニューになっています。こんなんで歩く事ができるようになるのかと、思うかもしれません。もっと厳しく、アスリートでもできないメニューでないとダメなのではないのかと、考えた人は、私の最初の頃とおんなじです。今でも素人ですが、最初の頃は、何にも知らなかったんですね。
5・4病棟に、元プロ選手の方が入院しました。うわさは一瞬のうちに広まりました。その方はリハビリをしようとしないので、看護師に注意されていました。私の退院間際に、やっと自主トレを始めました。麻痺のリハビリって、タフガイでもしり込みしちゃうのかもしれません。。
リハビリをした事もない、やる気もない人たちは、口が上手です。用語や、厳しい頑張りなど、いかにも自分はわかっていて、皆さんのお役になりますなどと言って、お金につなげようとしています。
誤解を招くかもしれませんが、病院のリハビリは一人でやります。みんなは「見守り中心」です。受傷後4ヶ月で、退院を言われます。「商売っ気ゼロ」です(笑)。本当は待っている患者がいっぱいいるので、次の人の順番のために退院を言われます。自己中の私は、「知らん振り」をして、もう一ヶ月延長入院をお願いしました。
おかげさまで、杖無しで歩く事ができるようになり、バイクまで乗れるようになりました。リハの会の方たちも、お世話になった先生の義侠心に答えるように、リハビリなさってくらさい(笑)。無理かもしれません。そんな事より「金」ですね。世の中セキソンのリハビリをネタにして、稼がないとバカバカしいですよね。
ここで紹介している二つの病院、先生方、PT、看護師のみなさん、全員優秀な方たちです。「お話」が聞きたいなら、本職のこの方たちがお勧めです。素人の私では、この文章以上に、何を言っているのかわからないと思っています。