秋桜 揺れて・・・

昨日、テレビでさだまさしさんが 「秋桜 」を歌ってました。
あれって、いつ聴いてもいい曲ですね。 特に初秋の今頃聴くと・・・
コスモスが風に揺れている光景が目に浮かぶようです。

ちなみに、私が以前作った短歌をちょっと披露させてもらおうかな。

《 一面の 秋桜（コスモス）畑に ゆらゆらと 秋風となり 我も漂う 》　という歌です。

ちょうど今思い出したので、ちょっと書いておきますね。
って、これは余談ですけど・・・

♪秋桜 の歌詞の最後に、「もうすこし あなたの子供でいさせて下さい」
というところがあって、ここに来ると、どうしても母のことを思い出してしまいます。
本当にもう少しの間、あなたの娘でいさせてほしかったよ～って・・・

そんなことで、母のことをまたまた思い出して感傷的になっていたところに、
同夜、「男はつらいよ」の映画を放送してました。

ずっと以前、母が入院していた時に、お見舞いに来て下さったある方が、
母が倍賞 千恵子さんに似ていると言われたことがあります。

いつも身近にいる母のことを、そんなふうに思ったことはありませんでしたが、
寅さんの妹役の倍賞さんを見ると、なんだかやはり母に雰囲気が似ているかなぁ。
特におでこのあたりの感じが・・・
一瞬、倍賞さんの横顔に母の面影が重なったような気がしました。

周期的に波のうねりのように、母のことが恋しくなって
ひしひしと私の胸をしめつける、淋しい、淋しい秋ですわ。

Ｕｐした絵は、今からちょうど１０年前の平成８年に、大阪の鶴見緑地に行ってスケッチしたものです。
スケッチに行き始めたばかりの頃の絵ですけど、大好きなコスモスがいっぱい咲いていて、
結構気合を入れて描いたのを覚えています。
ペン描きであっさりと色付けしているところが、自分ではわりと気に入っているので、
コスモスの話題にちなんで、ちょっとＵｐしときます。