徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

環境無視の公共工事

2014-12-17 20:38:57 | ニュース
 数週間前になるが、熊日新聞に次の記事が掲載された。



 記事によれば、国交省菊池川河川事務所は「事前の調査が不十分で・・・」などと言いわけをしているが、そんなわけはない。つい5、6年前に菊池川河口のヤマトシジミが川砂の大量採取で激減した問題の時、熊本県立大と国交省菊池川河川事務所がグループ研究をしていて、この河口周辺の環境が微妙な状態にあることは承知していたはずだ。知っていながら、「公共工事ありき」でやったに違いない。
 昨年7月、玉名市大浜町の母の生家へ、母と連れ立って盆のお参りに出かけた時、この工事が始まっていて、歴史的構築物の「清正公枠」が消えて無くなっているのに気付き、いやな予感がしたものだ。「今後は学識者の意見を聞きながら・・・」などと言っているが、おそらくこれからも公共工事を推進することが優先するのだろう。


この「清正公枠」も消えてしまった。


コンクリートで固められた大浜町の川岸