徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

偉大な先輩がたの姿・・・

2013-04-18 12:33:20 | テレビ
 昨夜、RKKテレビで放送された特別番組「進まん 同心の友 ~済々黌55年の時空を超えて~」では、先日、55年ぶりに選抜高校野球大会に出場した済々黌の選手たちの甲子園での様子や応援団の様子のリポートのほか、済々黌の歴史、先輩たちへのインタビューなどが放送された。中でも僕にとって懐かしい二人の先輩の元気そうなお顔を見ることができたことが何より嬉しかった。
 昭和33年の選抜大会優勝チームのメンバーの一人、上村啓明さんは熊大附中の僕の先輩でもある。中学時代から野球部で活躍しておられ、まだ小学生だった僕らの憧れの人だった。早実のエース、王貞治さんから決勝打を打って破った時の興奮が今でも鮮明に甦る。
 水球の大先輩である柴田徹さんは、僕が済々黌へ入って水球を始めた年、日本を代表するバックスとして活躍しておられ、神宮プールの日本選手権で初めてその勇姿を見た。当時の日本選手としては珍しく大柄でスケールの大きなプレーが持ち味だった。後年、一緒に酒を酌み交わしたことも懐かしい想い出となっている。
 お二人とも70歳を超え、さすがにそのお顔には時の流れを感じさせるが、画面を見ながら僕の頭の中ではお二人の往年の凛々しい姿がフラッシュバックした。