今年も我が家のなつはぜの実やガマズミの実を収穫することなく秋が過ぎ去ってしまいました。毎年ナッハゼの実やガマズミの実を採リ歩き、赤や紫の色鮮やかなジャムにしたり、ジュースにしたり、お菓子を作ったり、だったら庭に植えとけば山に取りに行かなくても、と思って３年前植木屋さんに垣根や庭木に植えてもらったが、なぜか庭の木の実は採る気がしない、やっぱり野山を探して歩く、それでこそ美味しく価値あるジャムやジュースになるのですね・・・
今日は一日うす曇、お日様が顔をみせないので、朝はった氷が解けません、５日前、春日部では、まだわりと暖かく、紅葉も見事だったのに、体が寒さになかなかなれません、庭は一面セピヤ色、でもはるじおん、ひめじおんそれから西洋タンポポは真っ青で寒さなんかには負けません、今のうちに抜いておくといいのにな・・・と思いながらも、ホンワリ、ポカポカ暖かい、コタツの誘惑には勝てなくて、犬たちも、家に入ると、コタツ目指して一直線、そのうち暖かい日もあるでしょう、そんな日をゆっくり、のんびり待ちましょう。
朝、裏山が薄っすら雪化粧、那須方面からやって来る、車の上にも、雪が積もっています。今日は遠くから遊びにくる、知人たちに最後の秋の味覚を楽しんでもらおうと、採っておいたムカゴでムカゴご飯を作りました。それから雑木工房で採れたキノコでキノコ汁、４人でおしゃべりしながらにぎやかな昼食、これでまた１年秋の味とはお別れです。１２、１、２月コタツに入って冬眠、暖かな春の日差を指折り数えて待つのです。
今日は山がとても綺麗に見えたのに、カードリーダーを春日部に忘れてきたので、写真を載せられなくて残念、１ヶ月近く留守にしていたので、裏の小川に落ち葉がつまって、びっしよりになって河さらい、犬たちはというと、のんびり日向ぼっこ、「何の役にもたたないやっめ」と、一人ごと、いつもなら放しがいのニワトリのボスが隙を狙って、襲って来るのに、８日の搬入日の早朝に５羽とも何者かに連れ去られ、おかげで餌の心配はなくなったけれど、けんか相手がいなくなり、ちよっと寂しい、犯人は名ハンターの狐と思っていたが、昨日我家の裏道を横切る狸発見、さては犯人は狸？姿に似合わず狸も名ハンターなのかな？
昨日は１ヶ月ぶりに、私のお気に入りの千本松温泉へ午前中いつてきました。春日部にいる間、温泉好きの友人に誘われて、町の中に作られた、施設がとても立派な温泉にいつてみたが、でも何かが違う、いつたい何が違うのか？露天風呂に入りながら考えた、外がひんやりと冷たくて、木立に囲まれ澄んだ空気を胸いっぱい吸い込む、一番の違いは空気、まだ地方に住む前、ぺトポトルやポリタンクを持参で遊びあるいて、おいしい水を汲んで帰りました。でも空気はもって帰れない、といつも思っていたのです。今,町の中は温泉ブーム、春日部周辺で１１箇所の温泉施設があるとのこと、そんなにお水をくみ上げて地盤沈下、大丈夫なのかな？箱物やムードは真似できても、真似のできないものってあるのよね。
予定がくるって、昨日の午後かえって来ました。春日部の庭では、まだヤマボウシとシデの木が赤と黄色に紅葉して、とてもきれいなのに、那須はもう木立だけ、風も冷たくて気持ちがいい、やっぱり冬はこうでなけれは、車から降りたとたん、イヌたちが、一斉に走りだし、山に向かってエラソウにほえている。そして時々「うるさい」と言う私のどなりごえ、いつもの生活が始まりました。