コシノコバイモ2

友人のお母さんがまだ元気だったころ
「そんなこと言っちゃ悪いけど、うちの変わり者のカズには
やっぱり変わり者の友達ができるんだね～」
変わり者？
二人の山歩きは楽しい♪～


以前山のものを食べさせる民宿を経営していた友人
興味は食べられるか、うまいかまずいか
私の興味はどんな花をつけるのか
２人の会話はいつも
「素敵な花ね～」
「そいつはうまい」or「そいつはまずい」・・・そして調理方法も

コバイモを初めて見たのは
林道の帰り道、車の中から
白い小さな花が群生しているのが目に入り行き過ぎた車をバックしてもらった
傍に寄って見ると、小さな提灯のような花を茎の先端に1つつけている
その可憐な姿にすっかり魅了されてしまった
それからコバイモの咲く季節になるとソワソワ
４年前、初めて見た群生・・・そこの回りの木が切り倒されて
根元は踏み荒らされて見事な群生は姿を消して
ところが今年その場所で蕾をつけたコバイもが
そこかしこで土面の中から頭を出しているのを発見

10歳年下の友人はいっも私を年寄り扱い
「おねえさんは登れないからダメ」
「おねえさんは渡れないからダメ」・・・と言うように
ところが沢を渡ってイチゲとカタクリの群生地にと案内してくれた

イチゲとカタクリの花畑
「花は〇〇して食べると美味い」「球根は、葉っぱは〇〇して食べると美味い」
せつかくの説明も花を見るのが忙しく返事も上の空

「花をこんなにジックリ見るのは初めてだ～」
そういいながら無数に咲いている花の中から
変わり花を次々見つける

「花びらがおおいぞ～」



細くて長い花びらはこれも8枚


白とピンクのストライプ


「花もよく見るとおもしろいな～」
フード・ウオッチングorフラワーウオッチング
野遊びはなにをしても楽しいよ～