箒川の周りの小川が在りそうな所を回ってみたけれど
どこもコンクリートの側溝になって、
一滴の水も流れてない
雑木工房の手前の田圃の中を流れていた小川
上から覗くと、アブラハヤが急いで物陰に隠れ
しゃがみこんで、そっとながめていると
ヤマメがジャンプ・・・・
でも昨年、そこもここも、み~んな、
コンクリートのダダの水路になってしまった
残っているのは、工房の周りの小川だけ
でも、そこは、小川というより沢
下の小川から、ヤマメやアブラハヤが上がってきたけれど
もう上がってこられないだろうな?
春日部に住み始めた20年前
次々に消えていく、素彫りの小川や雑木林
なんとかとめる事は出来ないかと思って
埼玉にあった財団の自然保護協会の春日部支部を設立
公園の中のビォトープ、公園の中の雑木林として
言い訳程度の自然,人工の管理された自然・・・残ったけれど
もう自然とは呼べない
そして矢板に住みは始めて10年
同じことがこの地にも起きて
遠くの風景は変わらないけど、身近な風景が次々と変わっていく
変わらないことは悪いこと、変わることは良いこと
思っているのかな?
先日テレビを見ていたら、京都、町の名前を覚えておこうと思ったのに・・・
変わらない町造に取り組んでいる地域があって
昔懐かしい風景がそこにあった
あ~あ、うらやましいな・・・