ラショウモンカズラとの、初めての出会い、１４，５年前？もっと前かな、高原山、塩原へと抜ける林道、まだ今のように、整備される前、山の斜面に咲く、見事な山桜を、眺めながらドライブ、いい沢があったので、のぞきこもうと、車を止めて、ブラブラしていた時、紫色の花が林床を、覆い尽くすように咲いていた、２，３本摘んで車の中に、しばらくすると、車の中にほのかな、いい香り、いったいこの香りは・・・ラショウモンカズラの花の香りでした。１度春日部の庭に、植えてみたところ、花は咲いたけれど、とても小さくて、山で見る花姿とは、大違い、矢板に住むようになって、庭に数本植えたところ、７，８年たった今、小群落となって、春、庭を歩くといい匂い、友人はだらしなく、どこまでも伸びてって、イヤだ、むしっている、というけれど、こんなに素敵な花なのになあ・・・
ユキザサの花も、ほんのりといい匂い、まだ栃木に家を建てる前、本にユキザサの赤い実、お酒につけると最高のリキュール、秋になるのを待ち構え、ユキザサの実採りに、八方までとやってきた、山の中のユキザサ、１本にパラパラと少しだけ、とてもお酒につけるほど、集めることは出来なくて、往復５時間かけてきたと言うのに、ガッカリ・・・そうそうキハダの実、最高のリキュールと書いてある、それを読んで、実が欲しいようーそこで秋になって、日光の光徳牧場周辺を木を見つけて、ブラブラ、やっと見つけたキハダの木、でも大きくて、高くて、ただ見上げるだけ、木の実は採れない、せめて落ちてないかと、木の周りを、グルグル・・回ってみたけれど、結局１粒の実も手にすることが出来なくて、１０数年たった今も図鑑で見るだけ、
友人から電話、裏山を１回りしてこない、午後からお茶を持って、お出かけ、毎年見に行く花畑に寄ってみた、ニリンソウ、ヤマブキ草、ラショウモンカズラ、ジロボウエンゴサク、カタクリ、小さい花は、コケリンドウ、ワチガイソウ、ハナネコノメ、トウゴクサバノオ、タニギキョウｅｔｃ、たいして広くもない空間に、春の花、なんでもかんでも揃っているかんじ、運良く揃って咲いた年は、もう見事な花畑なのに、去年もだめ、さて今年は？、カタクリがパラパラ、エンゴサクもパラパラ、ニリンソウだけがまあまあ、以前から、ここのニリンソウ、ピンク色、花びらの数もおおいいぞ、と思っていたけど、他の花にも気をとられ、あまり気にもとめなかったけど、花びらを数えてみたら、８枚、９枚、なんと１０枚あるのもあって、まるでキクザキニリンソウ、そんなの図鑑にあったかな？